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「セレナ マルチベッド」について
ファミリーユースを想定したミニバン車中泊モデルに、人気のe-POWERも加わった
ミニバンクラスNo.１の室内空間を持つセレナをベースとした車中泊モデル。ファミリーユースを想定してサードシートレスとすることで、セミダブルサイズ（縦2120ミリx 幅1320ミリ）の就寝スペースを実現。2023年春には、エンジンを発電のみにしようする新しいハイブリッド車「e-POWER」もラインアップに加わり、100V1500Wのコンセントもオプションで選べるので、家電を使用した便利な車中泊も楽しめる。セレナマルチベッドならば、”食べて休んでくつろげる、家族のための時間”を実現することができるだろう。
設定グレードはガソリン車のAUTECH、XV、ハイウェイスターＶの2WDと4WD、e-POWER車のAUTECH、XV、ハイウェイスターＶ。サードシートを外したスペースに後ろ側のベッドフレームを取り付けるために、乗車定員はガソリン車とe-POWER車のXVとハイウェイスターＶが5人乗り、e-POWER車のAUTECHが4人乗りになり、構造変更を行っている。
内装・装備
マットを置くだけ 簡単ベッド展開術
ベッド展開はとても簡単。フロントシートとセカンドシートを前方にスライドさせて、セカンドシートの背もたれを後ろに倒したら、2分割の前側ベッドフレームを組み立てて、Ｂピラーに設けられたＵ字キャッチに前側フレームのステーを引っ掛ける。あとはバックドア側から順番に4枚のベッドマットをフレームの上に置くだけで、長さ2120ミリ×幅1320ミリ、許容荷重150kgのフラットなベッドが完成する。
車検もオーケー 全国の日産ディーラーで買える車中泊車
通販サイトなど購入できるサードパーティの車種専用ベッドキットと、セレナマルチベッドの大きな違いは、乗車定員の変更にともなう構造変更も施した状態で、自動車メーカーのファクトリーカスタムカーとして全国の日産販売店で購入できること。ベッドキットは手軽に取り付けられる反面、ミニバンなど乗用車は車検時にフレームを外してマットも降ろしてすべてのシートを着座できる状態に「原状復帰」させる必要があり、さらにシートを外して取り付ける場合は車検証に記載されている乗車定員や車両重量が変わるために、構造変更を行わなければ車検に通らない。その点、マルチベッドなら車検も問題なく安心・安全に車中泊を楽しめる。
外観・詳細
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セレナ マルチベッドの基本情報
| メーカー／ビルダー | 日産モータースポーツ＆カスタマイズ |
|---|---|
| 車両タイプ | バンコン |
| ベース車両 | セレナ |
| 登録ナンバー | 3／5 |
| シフト | CVT |
| 駆動方式 | 2WD, 4WD |
| 全長×全幅×全高 | 4810x1725x1870 |
| 乗車定員 | 5人／4人 |
| 就寝人数 | 2人 |
| エンジン・総排気量 | 直4DOHCガソリン・1997cc／e-POWER直3DOHCガソリン・1433cc EM57交流同期発電機(e-POWER) |
| 最高出力 | 110kW（150PS）/e-POWERエンジン72kW（98PS），モーター120kW（163PS） |
| 最大トルク | 200Nm（20.4kgfm）/e-POWER123Nm（12.3kgfm）,315Nm（32.1kgfm） |
| 使用燃料・タンク容量 | 2WD：54L／4WD :55L／e-POWER 52L |
| 価格 | 365万9700円〜 |
| バリエーション | ガソリン(AUTECH,XV,ハイウェイスターV)／e-POWER(e-POWER AUTECH,e-POWER XV,e-POWER ハイウェイスターV)が選択可能となっている。 |
| 標準装備 | マルチベッドシステム（フロアパネル クッションフロア、ベッドフレーム、ベッドマット） |
| オプション | 高機能フロアカーペットなど |
| お問い合わせ | 日産モータースポーツ＆カスタマイズ株式会社 |
| 備考 |
