目次
「F-BOX ベース」について
普通車バンコンのような快適性を持った軽キャンパー
軽キャンパーのバンコンの架装形態で代表的なのが、フラットなフロアにマットを敷き、就寝とくつろぎのスペースとするレイアウト。それでも十分快適なのだが、和室的な使い方なので座り疲れもある。
そこでF-BOXベースが採用したのがイスとテーブルでダイネットを展開するレイアウトだ。 フロアをかさ上げするようにボックス化して、そこを座面にする。前席はフロントシートを前倒しにして補助マットを置いて寄りかかる。 着座時に体重の分散となるので疲れにくい。ベッドはマットをボックス上に置けば全面フラットにできる。
収納面では、壁面やサイドウインドウを利用して棚を設置し、後部に上部収納棚も設けている。
内装・装備
外観・レイアウト・詳細
【上級仕様】F-BOXベース クーラーモデルについて
F-BOXベース クーラーモデルは、F-BOXベースに人気のDC12Vクーラーを搭載した上級仕様。2024年モデルに採用されたクーラーは家庭用エアコンと同様のスイング式で、室内の見栄えも良い。クーラーを快適に動かすために、200Ahのリチウムイオンバッテリーをはじめ、1000Wインバーター、200Wソーラーパネル、外部電源入力装置をセットで標準装備化した。
F-BOXベース クーラーモデルの内装・装備
ダイネット
車両右サイド後方にクーラーが設置されたF-BOXベース クーラーモデルの室内。軽バンコンでは珍しい対面ダイネットが作れるレイアウトはそのままに、通年で快適な車中泊ができるようになった。
ノーマルモデルではオプションで電子レンジを設置していた位置にDC12Vクーラーを設置。下部がスイングして冷風が吹き出す。家庭用に近い見た目で雰囲気が良いだけでなく、静音性も向上している。
車両左側にはキャビネットを装備。AC100Vコンセントや電装パーツの集中スイッチが集約されている。
後ろ向きソファは運転席と助手席のシートバックを利用して構成する。2人乗りと割り切ることでアトレーの空間をめいっぱい使い、対面ダイネットを成立させた。
リアの天井部分にはスペースを切ってオープンタイプの収納を設けた。
両サイドの壁面にはJBLのリアスピーカーを標準装備している。チープに思われがちな軽バンコンだが、車両コンセプトが「どこにでも持ち運べる秘密基地」だけあって、大人の遊びに耐える装備クオリティを追求した結果だ。
ベッド
アトレーの室内を最大限に使ったベッド。テーブルを外し、マットをはめることで完成する。車両右側はキャビネットにはせず跳ね上げ式のテーブルにしてあることで、就寝時の足元の広さを確保した。
F-BOXベースクーラーモデルの外観
ノーマルモデル同様にアトレーRSがベースで、車両サイズは3395×1475×1890mm。
オプションでスライドドアの窓をキャンピングカー用のものに変更可能。後部座席の窓が開かないというアトレーの弱点を解消している。
F-BOXベースクーラーモデルのレイアウト(間取り)
レイアウトはノーマルと同様で、運転席と助手席のシートバックを活用した後ろ向きソファの創出により対面ダイネットを構成。車両右側の跳ね上げテーブル部分にDC12Vクーラーを装備する。
F-BOX(フェイバリットボックス )ベースの基本情報
メーカー/ビルダー | パパビルド |
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車両タイプ | 軽キャンパー |
ベース車両 | アトレーRS |
登録ナンバー | 黄4 |
シフト | CVT |
駆動方式 | FF |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1890mm |
乗車定員 | 2人 |
就寝人数 | 2人 |
エンジン・総排気量 | 直3DOHCターボ・658cc |
最高出力 | 47kW(64ps) |
最大トルク | 91Nm(9.3kgm) |
使用燃料・タンク容量 | ガソリン・38ℓ |
価格 | 要問合わせ ※クーラーモデル448万円~ |
バリエーション | 2WD、4WDが選択可能 クーラーモデルあり |
標準装備 | 快適マットレス/各種家具/天井防音断熱加工/3ウェイ専用テーブル/走行充電装置/正弦波インバーター/各種照明器具/バックカメラ/テレビモニター/7インチナビ/ETC/前後ドライブレコーダー/遮熱フィルム3面ほか (クーラーモデル)DC12Vクーラー/200Ahリチウムイオンバッテリー/1000W正弦波インバーター/200Wソーラーパネル/外部電源入力装置/リヤスピーカーほか |
オプション | 冷蔵庫/電子レンジ/サイドウインドウ窓変更/アルミホイール ほか |
お問い合わせ |
パパビルド ☎0120-955-289 |
備考 |