

1924年、ドイツのノイミュールで操業を開始したバーストナー。1930年にはモーターホームの製造に着手し、以来良質なキャンピングカーを製造販売することを主眼とし、今日までキャンピングトレーラーから、フルコンまでの製造を続けるドイツのメーカーである。
日本にも’90年代に上陸し、人気を博したキャンピングカーメーカーではあったものの、2017年ごろに日本総代理店の経営が悪化。以来今日まで、日本におけるバーストナーという「名ブランドのキャンピングカー」の歴史は止まってしまった……。
だが、それが2022年9月29日、VANCH(デルタリンク岐阜・バーストナー日本総代理店・エアサスペンション「ゴールドシュミット日本韓国総代理店」)の尽力によって、日本での取り扱いが再開! 本国のバーストナーと正規総代理店の契約を交わした同社は、2022年10月中に、キャンピングトレーラーの輸入を皮切りに、2023年には30台ほどのバーストナー各種モデルの輸入販売を予定している。

株式会社VANCH(デルタリンク岐阜・バーストナー日本総代理店・エアサスペンション「ゴールドシュミット日本韓国総代理店」)代表の若原 繁さんは
「15年ほど前からキャンピングカー の販売や修理を行ってきましたが、そのころからバーストナーのゴージャスな各部の作りに惚れ込んでいます。今回、正規総代理店を取得できたことは、運命だと思っています。バーストナーを欲している人だけでなく、これまで大事にバーストナー社のキャンピングカーを乗ってきた方へも部品供給や修理などといったサービスを展開していく予定です」
そうなのだ。キャンピングカーファンにとってバーストナーの輸入が再開する、朗報はそれだけではなかったのだ。正規販売店が消滅したことによって途絶えていたサービス(修理や部品供給面)も正規輸入店として、引き継ぐというのである。日本のキャンピングカー市場にとってまた1つ喜ばしいニュースだ!!!




