千葉県柏市から茨城県、栃木県を通り福島県会津若松市に至る国道294号線。千葉県内の区間は国道6号線と重複しているが、茨城県から栃木県に続く部分は信号が少なく片側2車線の走りやすい区間も多い。2023年春にその路線沿いに新しい道の駅が誕生するようだ。さらに一足先に道の駅に隣接した観光いちご園がこの12月にオープン。道の駅を作っているレアな風景を横目に、イチゴ狩りを楽しめる!?
新しい道の駅は、圏央道常総ICにほぼ直結
道の駅が新しく建設中なのが、国道294号線と圏央道が交差する常総ICのすぐ近く。常総ICほぼ直結と言っても過言ではないくらいの近さだ。現在は建物などを整備している最中のようで、道路からもその様子を見ることができる。
今回できる道の駅、常総市によると名前は「道の駅常総」となるそう。面積は2万㎡で、駐車場は168台分が確保される予定。観光案内所や情報提供施設に加え、物販施設や飲食施設なども整備されるようなので、楽しみだ。さらに一帯には商業施設、観光農園、都市公園も整備され、道の駅だけでなくそのエリア全体で楽しむことができるようになる予定だ。
道の駅を中心に、新たな産業と交流の拠点へ
この道の駅常総、常総市がすすめる「食と農と健康の産業団地・アグリサイエンスバレー」の交流拠点施設として開駅するそう。常総市は緑豊かで農業が盛んな市。なので新鮮で美味しい野菜が楽しめるのはもちろん、都心からのアクセスもいいので鬼怒川サイクリングロードやあすなろの里などで気軽にアウトドアが楽しめるのも魅力。その中でこの新しい道の駅は「常総市の新しい顔」として期待されている施設。今後はその道の駅を拠点に市内を周遊できるような仕掛けも考えていきたいとのことだった。
道の駅の情報スペースでは道路情報のほかにもそんな魅力たっぷりの常総市の情報もいっしょに発信される準備が進められているそうなので、オープン後は買い物や休憩だけではなく情報スペースにも注目したい。
一足先に観光いちご園がオープン
このエリア、本格始動はこれからだが、一足先に観光農園、グランベリー大地が2022年12月17日にグランドオープン。日本最大級の“空中いちご園”で、宙に浮かぶイチゴを立ったまま収穫できる、新感覚のイチゴ狩り体験ができる。そのほか、園内で収穫した新鮮なイチゴの販売はもちろん、併設されるカフェでは園内のイチゴをふんだんに使用したイチゴスイーツやお土産品の販売も。秋には芋掘り体験も行なわれるなど、年中味覚狩りを楽しめる観光農園となっている。
2022年12月23日(金)以降は、毎週金曜、土曜、祝日の前日限定の予約制で「夜のいちご狩り(19:00〜)」も開催。7200本のLEDでライトアップされたハウスの幻想的な雰囲気の中で、ひと味違ったイチゴ狩りを楽しめる。
■グランベリー大地:https://granberry-joso.jp