神奈川県横浜市でキャンピングカーの販売だけでなく、修理、カスタムなどを自社工場で対応するロッキー2。AtoZの横浜営業所、バンレボ横浜を内包するキャンピングカーユーザーの駆け込み寺である。
クルマ旅のシーズンインという人も多くいるのだろう、新型キャンピングカーの納車(AtoZや、バンレボの横浜支店も兼ねているため)と同時に、ロッキー2にはキャンピングカーの修理、改造依頼も多く寄せられている。そんなわけで、ちょっとしたパーツの交換から電装部品の追加までファクトリーは大忙しなのだが、はたしてロッキー2はどんなことができるのか、ちょっと見せてもらおう
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エアコンやクーラーの後付けはできるのか?
今やキャンピングカーに必需品のエアコン。はっきり言って、暑い時期にこれを使ってしまうともう手放せなくなる快適装備である。新車購入の際は迷うことなく?これを装着選択すればいいのだが、中古のキャンピングカーを購入した場合など、エアコンが備わっていないキャンピングカーは乗り換えるしかないのか、というとそうでもない。手間はかかるが、各種エアコンやクーラーを、ロッキー2では装着してもらうことができるのだ。
ハイエースに車載用クーラーを後付けする
ロッキー2店長の岸部さんに聞くと「エアコン装備を装着したいキャンピングカーを一度見せてもらってからでないと正確には言えないんだけど」と前置きをしたのち、改造費用はおよそ60万円~。外部電源を使用する前提での装着だけでなく、電装に手を入れてバッテリーを強化することもできると話してくれた。キャンピングカー としての架装された部分を分解し、装着位置を決め、電装品のワイヤーハーネスを新規製作して……と、エアコンやクーラーの作業は面倒な加工の連続だから、どんなメーカーのキャンピングカーでもありがたく受け付けてくれることにびっくりだ。まずはハイエースに車載用クーラーを装着する場合をかいつまんで紹介していこう。
本格キャンピングカーにウインドウクーラーを!
本格的なキャンピングカーにも各種エアコンを後付け装着する例がある。写真は、ウインドウクーラーを本格キャンピングカー に装着した例。強度や剛性を考慮した上で、ウインドウエアコンが収まるようにボディをカット。テーブルの高さを調整した上で、ダイネット(居間スペース)でくつろぐ際に涼風がそよぐようセッティングが施されている。スペースがある本格キャンピングカー なら、ルームエアコンのほかにルーフクーラーやこのようなウインドウクーラーの装着も可能なのだ。ロッキー2ではキャンピングカー用家具の単品製作もできるよう、加工工場も併設されているので、このような細かい芸当が可能なのだ。
ロッキー2は今年、その奥にある整備&製造スペースも拡大。認証工場として様々なキャンピングカーユーザーの対応に応えるべくリフトも新設したので、車検整備や修理などにも喜んで対応してくれる。気になる人は、一度問い合わせを。