今回で23回目を迎えるトイファクトリーのユーザー(トイファミリー)同士の交流会「トイキャン2023」が今年も開催された。文字通りキャンピングカー乗り同士が同じ会場に宿泊し、交流を深めたり、催し物を楽しんだりするという簡単にいうとトイファクトリー製キャンピングカーユーザーのお祭りだ。
会場はネーミングライツ契約で「トイファクトリーの丘」に改称された岐阜県可児市の「ふれあいパーク・緑の丘」。21.9ヘクタール(名古屋ドーム2個分)もの広大なこの公園が、10月7から8日の2日間、トイファクトリー製キャンピングカー280台と参加者は700人以上で埋まった。その様子は壮観の一言。北は北海道、西は九州からと、それこそ日本中からトイファクトリー製キャンピングカーオーナーが集い、会場内で歴代の各モデルと様々なオーナーが繰り広げる? キャンピングカーのある暮らしは、端から見ていても実に楽しく幸せそうだ。
加えて、ワンちゃんの数もすごい。なんと179匹がそれぞれのオーナーとともにやってきたのだ。
ペットのためにキャンピングカーを買うのは、今や当たり前。「キャンピングカーを買ったから、ペットが飼える!」という人も実際にいて、ワンちゃんのためのお祭りと言っても過言ではないほど。ワンちゃんが主役の催し物やペット関連のマルシェの出店もあり、皆それぞれ情報交換に忙しそうだった。
もちろん、人間のキャンピングカーオーナーに向けた催し物もたくさん。トイファクトリーの有志で構成された実行委員会が、運動会よろしくイベント全体を作り上げ、ちょっと変わった徒競走や球入れ、綱引きなど、秋晴れのトイファクトリーの丘は大いに盛り上がった。日が落ちてからも、夜のマルシェことヨルシェが開催され、スタッフが丹精込めた特製クラムチャウダーやドリンクを飲みながら、秋の夜長は更けていくのだった。
トイファクトリー製キャンピングカーのある暮らしの縮図とでも言おうか、トイキャン2023を見ていると実に楽しそうである。