日本のみならず、世界的にも有名な観光地が点在する三重県を代表するキャンピングカービルダーといえばダイレクトカーズ。2021年4月のジャパンキャンピングカーショーでのダイレクトカーズの展示から、同社の最新情報をチェックしましょう!
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ジャパンキャンピングカーショーでのダイレクトカーズブース

コロナ禍によって低迷する地域経済をクルマのチカラで元気にしたい……そんな思いを表現したのが、県都・津市にお店を構えるダイレクトカーズのブース。コンセプトは「地方創生」で、伊勢志摩スカイラインの展望台から見た風景を大写しにしたパネルを掲げた。今回のジャパンキャンピングカーショーでは、何と3台の新型車がデビュー。ご当地キャブコン「伊勢志摩」など、来場者の注目を集めた。
ジャパンキャンピングカーショーで展示されたダイレクトカーズの新車情報

2009年にハイエース専門店として創業したダイレクトカーズだが、現在では軽キャンパーからキャブコンまで網羅する総合キャンピングカービルダーへと発展した。そんなダイレクトカーズの最新のモデルを詳しく紹介しよう。
伊勢志摩
三重の伝統工芸を随所にあしらった地方創生モデル。トリップシリーズと大きく異なるのが車両サイズ。全長5m以下に抑えて取り回し性が向上。リヤ2段ベッドは外部収納庫にも使えて、趣味や遊びのギアを車外からスムーズに積み降ろせる。ダイネットはゆったりくつろげるL字のラウンジ型式でバンクベッド、リヤ2段ベッドで6人就寝が可能。チェック柄のアクセントと2段ベッドのカーテンに伊勢木綿を採用した。


価格:632万円〜 乗車定員6人/就寝人数6人 登録ナンバー8
ベース車両:カムロード
全長×全幅×前高:4990×2130×3000(以内)㎜
トリップⅢ プレミアムエネルギー
出力115Wのソーラーパネルにリチウムイオンバッテリーを4個搭載。気象条件さえよければソーラー発電だけでクーラーを長時間動かせるオフグリッドシステムを構築したトリップシリーズのハイエンドモデル。レイアウトはリヤ2段ベッド仕様となる。電気の発電量や使用量を「見える化」するエネルギーマネジメントシステムも搭載する。


価格:1155万円〜 乗車定員6人/就寝人数5人 登録ナンバー8
ベース車両:カムロード
全長×全幅×前高:5150×2160×3000㎜
アマホ
Nバンをベースに「女子のひとり旅」をイメージしたリトリートミニの豪華版という位置づけで、ハイゼットトラックに高断熱の軽量パネルを使ったシェルを搭載。車内は2人がけの横向きシートとエントランス横にキッチンを配置。アクリル窓が3ヵ所に備わり、移動式のカフェとしても活用できそう。ポップアップルーフはフルオープンになり、開放感も抜群だ。


価格:439万円〜 乗車定員4人/就寝人数3人 登録ナンバー8
ベース車両:ハイゼットトラック
全長×全幅×前高:3380×1490×1900㎜
まとめ
ジャパンキャンピングカーショー2021のダイレクトカーズ展示内容はいかがでしたでしょうか。次回はどのようなコンセプトのモデルが発表されるのか? 期待して待ちましょう!