目次
雅 クイント/ダイレクトカーズ
普段使いからレジャーまで気軽に楽しめる車中泊仕様のワゴン
ダイレクトカーズの雅 クイントは、ハイエースのバンではなくワゴンを使い、ワイドボディ・ミドルルーフというちょうどいいサイズ感のボディにシンプル装備を搭載、リーズナブルな価格で普段使いからキャンプ、車中泊まで楽しめるライトなキャンピングカーだ。
普段は5人乗りのワゴンとして使い、車中泊の時には最大で5人が就寝できる。
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ラギッドバン タイプ2/ケイワークス
カスタマイズが楽しいシンプルキャンパー
ハイエースやミニバンベースのキャンピングカーメーカーとして有名な「ケイワークス」のハイエースベースといえば、高級感ある内装と快適な電装系パーツを標準装備した「オーロラ」シリーズが有名だが、この「ラギッドバン」は「土足でラフに雑に使え」という大胆なキャッチコピーで登場し話題となった。
ユーザー自身がDIYでカスタマイズを楽しめるようにとあえて装備をシンプル化。作り付けの家具はケイワークスらしく高品質な仕上がりで、前向き&後ろ向き&ベッド化が自由自在なREVOのシートを2列目と3列目に搭載してレイアウトの自由度も確保。あとはユーザーの想像力次第で街乗りワゴンにも、車中泊やアウトドアなどのレジャー向けにも、ビジネスユースにもマルチに使える。
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スウィングC/RVビックフット
女性に人気のホワイト内装で優雅な2人旅を
純白のインテリアが印象的なRVビックフットのキャンピングカー。このスウィングCは乗用車5ナンバーサイズのコンパクトなボディに快適装備をほぼ標準装備で詰め込んだ初心者に優しいモデル。標準装備なのはエアコンや電子レンジ、FFヒーターといった人気装備だけでなはなく、パノラミックビューモニターや衝突回避機能など、先進安全技術も対象なのがうれしい。
老舗だけにベッド展開なども練られており、テーブル天板を使って背もたれを置くだけでベッドができるなど、細かい部分もさすがの作り込みだ。
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エレメント/アドセット
オシャレな上に新技術も投入された話題作
「オシャレでセンスが良いハイエース」というシーンを長年リードランナーとして引っ張り続けているのがアドセットだ。引き算の美学で作られた美しいたたずまいのインテリアと考え抜かれた使い勝手の良さの融合は他の追随を許さない。
そんなアドセットが2023年の新作・エレメントで国内初導入したのがモビフレーム社のシート。2列目シートに採用されているのだが、なんとこのシートのみで大人2人分のベッドが作れてしまう。詳しいことは下記リンク先の記事を見てほしいのだが、とにかく画期的に手間がなく、かつ移動時もベッド時にもQOLがあがるという素晴らしいパーツだ。
シートだけでなく、ポータブル電源を室内の電源供給元ととしたシステムも見事。
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HACO×DOG/トイファクトリー
トイファクトリーが提案する犬との車中泊旅
HACO×DOGは愛犬と一緒に旅を楽しむためのライトな車中泊仕様。ベースはHACO×HACOというトイファクトリーのDIYできるシェルフユニットで、大人2人と愛犬がゆったりと生活できる空間に仕上げている。ベッドマットのファブリックは手入れが簡単でひっかきキズにも強いオリジナル専用生地「プレミアムスエード」を採用している。
車内ではシートに引っかけておき、おでかけ時には持ち出せる2ウェイお散歩バッグなど、楽しいギミックも。トイファクトリーのモデルが300万円台〜という点も見逃せない。
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ウーデン/ニッカー
リフォーム会社ならではの上質なインテリアで1作目から驚きの完成度
ニッカーはリフォーム専門店ニッカホームの新事業。リフォームで培った腕をハイエースの車内で奮った形だが、オーク材の巾木(はばき)を等間隔に配置した天井間接照明づかいなど、さすがの職人芸が光る1台だ。よく見るとボディの鉄板部はつや消し黒で塗装してあったりと細かなおどろきがいっぱい。2024年にも期待だ。
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ウトネ300/アネックス
ギア感が楽しいキャラバンベースのキャンピングカー
「うごく、とどまる、ねる」で「ウトネ」。そんなアネックスのウトネシリーズの新型はキャラバンベースでリリースされた。超ロングスライドレールを前から後ろまで敷いて、その上に2列目と3列目シートを配置。好きな位置でソファも作れるし、前後どちらかにたたんでよせれば大きなカーゴスペースにもなる。
インテリアはアルミやアイアン、ウッドをうまく組み合わせてギアっぽさが演出されており楽しい。間接照明つき吊り下げ天井も雰囲気があって良い。有孔ボードはオプションだがクルマの趣旨的にはぜひつけたいところ。
キャラバンのロング・標準幅・標準ルーフと小型なボディだが4人が寝られるのもポイントだ。
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スペースキャンパー NB-COOLs/日産ピーズフィールドクラフト
キャラバンにソーラーパネルもクーラーも全部乗せ!した豪華装備キャンピングカー
日産のディーラー直営のキャンピングカービルダー「日産ピーズフィールドクラフト」から2023年にリリースされたスペースキャンパーNB-COOLsは、乗用車5ナンバーサイズの小型ボディに充実装備を詰め込んだ1台だ。室外機一体型クーラーやリチウムイオンバッテリー、電子レンジ、ソーラーパネル、FFヒーターなどあると便利な装備は一通り標準装備にしてある。天井にポップアップルーフ部を設け、立ってキッチンが使えるというギミックもありがたい。
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ディアリオ・ポップ Type-2/バンレボ
7人乗車6人就寝、街乗りもOKな都市型キャンピングカー
本日紹介してきたなかで最大の乗車定員と就寝人数を誇るのがこのバンレボのモデル。ポップアップルーフのおかげで全高を立駐OKな2.1mにおさえつつ、くつろぎ時には開放感もゲット。夜はこのポッブップルーフ内で2人、車両の方でフロアのベッドと上段のベッドの2段ベッド構成で4人の最大6人が就寝できる。
FFヒーターやソーラーパネル、電子レンジ、冷蔵庫など車中泊の必須装備はあらかじめ標準装備されているし、超ロングスライドレールがついているので2列目3列目シートをまとめれば大容量カーゴとしても。とにかくどうとでも使い倒せる。さすがのバンレボといったモデルだ。
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ここまで13メーカー、15台のハイエース&キャンバンベースキャンピングカーを紹介してきた。人気のジャンルなので2024年も楽しいモデルがたくさん出てくるだろう。
ハイエースもキャラバンも年次改良などで価格が上昇傾向にあるので、気になるモデルがあったら早めに問い合わせるのがオススメだ。