ドイツの老舗キャンピングカーメーカー「ハイマー」によるキャンピングトレーラー「エリバツーリング」。その源流となる最初のモデルが作られてから60年以上、ほぼ変わらぬ飛行機を連想させるような特徴的なエクステリアデザインをアイコンとしてきた。その伝統あるラインナップに、北欧デザインを取り入れたインテリアのモデル「アーバン」が加わった。
北欧デザインを取り入れた明るいインテリアが秀逸
ドイツの老舗キャンピングカーメーカー「ハイマー」によるキャンピングトレーラー「エリバツーリング」といえば、1957年より続く航空機を連想させる空力を重視した流麗なフォルムが特徴の1台。このデザインは60年以上たった今なお引き継がれている。
長く愛されてきたこのエリバツーリングシリーズ、2023年以降のモデルは、キャンピングトレーラーの土台となるシャシーをALKO製からKNOTT製に変更した専用設計のものを採用するなど進化している。
そして今回この「エリバツーリング」シリーズに新たに「アーバン」が加わった。エクステリアはすでにラインナップされている「エリバツーリング530」と同じだが、インテリアにスカンジナビアスタイルを採用。これは日本でも近年よく耳にする「北欧スタイル」ともいわれ、アースカラーを取り入れた明るい空間やスッキリとした家具類などが特徴。そんな北欧スタイルを歴史あるエリバツーリングに取り入れたことにより、都会的でスタイリッシュな仕立てになった。
インテリアカラーは取材車両のブルー系以外にイエロー系、レッド系がラインナップされている。レイアウトは常設ベッドモデルのほか前後2ダイネット仕様もあり、使い方や人数などにより選べるようになっている。