
トラックキャンパーといえば軽トラックやピックアップトラックの荷台に脱着可能なキャンピングシェルを搭載したモデル。そんなトラックキャンパー、通称トラキャンをラインナップに備えるM.Y.Sミスティック。特にハイラックスやトライトンをベースに作られる同社のモデルはベース車のワイルド感と合わせて唯一無二のデザイン。そんなM.Y.Sミスティックから2024年に登場した新モデルを2つ紹介!
すべてが高品質の国産ハイエンド仕様「Jキャビン KZ」

メイド・イン・ジャパンの新型シェルを採用した「Jキャビン KZ」は、30年以上トラキャンにこだわり続けてきたM.Y.Sミスティックの佐藤正代表の集大成。現行のハイラックスと新型トライトンに合わせてサイズを最大化しており、ゆとりある室内空間を作り出した。
左側に家具類を集約し、右側にはコの字シートでテーブルを囲めるダイネットを配置。大人3人がゆったり就寝できる広大なバンクベッドも、このトラキャンの大きな魅力の1つだ。そして最大の特徴は、このクラスのキャンパーシェルには珍しいマルチルームが採用されていること。ルーフクーラーや428Ahリチウムイオンサブバッテリーなど、多彩なオプションでアップグレードも自由自在だ。




水平昇降ルーフのオーバーランド仕様「デシエルト-02:ポップアップ」

「デシエルト-02:ポップアップ」は、ワイルドなオーバーランドスタイルの輸入キャンパー「デシエルト」の2代目となるキャンパー。輸入とはいえ、M.Y.Sミスティックが設計・企画し、海外で製造、そして最終的な仕上げや取り付けはM.Y.Sミスティックが行うモデルだ。
初代の片開きのポップアップルーフではなく、全体が上がる水平昇降タイプのポップアップルーフを採用しており、街なかでの機動力、走行安定性に加え、開放的な室内空間を実現したのが最大の特徴だ。現行ハイラックスと新型トライトンの荷台に積載できるコンパクトサイズのシェル内には、キッチンと対面ダイネットの設定。大型バンクベッドとダイネットを展開したベッドを組み合わせれば、最大4人が就寝可能。
バリエーションは、シンプル装備のスタンダードモデルと、DC12Vクーラー、リチウムイオンバッテリー、ソーラーバネル、冷蔵庫などを標準装備したリミテッドモデルの2モデルをラインナップ。




