GX350 グランドクロス/タコス【最大5人就寝タイプ】
荷物も人もたくさん積めるコンパクトトレーラー

国産キャンピングトレーラーであるGX350 グランドクロスは、世界的な自動車部品の大手サプライヤーであるALKO社のシャシー(シェルを載せている台車の部分)に、高断熱なパネルでシェル(おうちの部分)を搭載して作られている。特徴は入口とは別に大きなバックドアが設けられていること。下の写真はバックドア側から室内を撮影している。

これだけボカンと大きな開口部があるので、大きな荷物もガシガシ積み込める。バックドアは大きな1枚板ではなく左右の観音開きなのも使いやすい。荷物スペースを多くとるために手前側のテーブルスペースは折りたたみ式でスリムに、トイレルームやキッチンなどは奥側にまとめたレイアウトもユニーク。


エメロード376/トリガノ【最大5人就寝タイプ】
前後2つのリビングスペースがマルチな使い方を可能にする

エメロードとはインディアナ・RVがフランスの巨大キャンピングカービルダー・トリガノ社に特注しているインディアナ専用のシリーズで、世界でここでしか買えないレアモデルだ。大メーカーの世界クオリティで日本向けに室内レイアウトや装備、シェルの素材などカスタムして製造されていてお得感はこの上ない。そんなエメロード376の特徴は車両の前と後ろの両方にテーブルスペースがあるところ。まずは車両前方のメインリビングから。

明るい光が差し込んでくつろいだ雰囲気。北欧風のナチュラルな色合いで室内もゆったりして見える。続いて後ろのリビング。こちらは1名ずつでパーソナルなイメージ。実は上の棚を下ろすと2段ベッドになる。もちろん前のリビングもベッドになるので、2か所にリビングとベッドがある作りなのだ。


エメロード406/トリガノ【最大5人就寝タイプ】
嬉しい左エントランスで2リビング2ベッド

エメロード406は上で紹介したエメロード376の兄弟車。エメロード376は全長5400mmに対して406は5510mmなのでちょっとだけ大きい。最も大きな違いはエントランスが車両左側についていることで、移動中はトレーラーに乗ることはないとはいえ、荷物の出し入れなど考えるとやはり左エントランスは嬉しい。

室内は376同様に2つのリビングがあり、ベッドのうち1つが2段ベッドになるのも376と同様。トイレルームもあり、キッチンやクローゼットも完備。376はキッチンとトイレルームを挟んで両端に2つのリビングがあったが406がそれらがL字に構成されている。間取りの好みで選びたい。


ここまでけん引免許不要のキャンピングトレーラーを6台紹介してきた。キャンピングカーカタログではさらに80件以上の日本国内で買えるキャンピングトレーラーを紹介しているのでぜひご覧いただきたい。