新型カムロードのデビューに合わせて、ナッツRVのクレアがブラッシュアップされた。乗り手のことを常に考えて進化するクレアの最新型が、ジャパンキャンピングカーショー2022にやってくる。
進化したフロントパネル
ナッツRVのモデルには欠かせない装備になっているフェイスパネル。ナッツRV以外のクルマでも見かけるようになったが、そのはじまりもナッツRVだ。今回、ベース車であるカムロードの変更に合わせて、クレアにもいくつか変更が加わった。その一つが、オプションのフェイスパネル。
そのポイントをナッツRVの桝見さんに聞いたところ、
「今回は新型カムロードというベース車のフルモデルチェンジが大きく、それに伴ってフェイスパネルを新調しました。ですが設計の段階から大変でした。 それは新たにカムロードに装備された各種の安全センサーですね。今どきの普通車では当たり前になっているアシストブレーキや前進誤発進制御機能、死角となる角にはコーナーセンサーまで。これらを隠さずに、どうデザインするか」と、よりよい物を作りたいという、作り手の苦労も垣間見えるコメント。
とはいえ、旧型と比べるとかなり印象も変わり、ぐっとかっこよく変わった。より立体的になり、エアインテークの効果でエアロ感が出た。張り出しのあるグリルもポイント。オプションとはなるがバンパーカバーもあり、こちらもセンサーを避けつつデザインされていて、センスが光る仕上がり。
ハイパーエボリューションNEO
もう1つ、ナッツRVといえば、好評のハイパーエボリューションがある。こちらも、新型カムロードの登場に併せて新設計の「NEO(ネオ)」となった。
進化が止まらないハイパーエボリューションだが、桝見さん曰く「いずれにしてもこれからのキャブコンの目指すところは、家庭と同等の環境でしょうね。以前はキャンプだからこそ、キャンピングカーならではの不便さ を楽しむ面もありました。それも1つの考え方で否定はできませんが、バッテリー性能の向上によりルームエアコンや電子レンジがより気軽に使えるようになっています。これだけ便利になってくると快適性もさらに追求されていくのではないでしょうか。旅先でも常に家庭と同じような環境と快適さ。そのために私たちはどうすればいいのか、常に考えています」とのこと
実物をぜひジャパンキャンピングカーショー2022会場で
この最新のクレアもやってくるジャパンキャンピングカーショー2022はいよいよ今日開幕。13日(日)までの4日間なので、お見逃しなく……。ナッツRVをはじめとした出展者情報や各種イベント情報などのイベント概要はジャパンキャンピングカーショー公式WEBサイトで案内されているので、ぜひ事前にチェックしてほしい。
ジャパンキャンピングカーショー2022
日程:2022年2月10日(木)〜13日(日)
会場:幕張メッセ 国際展示場 ホール1・2・3・4
公式ウエブサイト:https://jrva-event.com/jccs/