愛犬にも優しく、遊び方のアドバイスも大歓迎のトイファクトリー岐阜本店展示場。そこの頼れる愛犬家の店長が竹縄さん。豊富なキャンピングカーの知識はもちろん、遊びの知識もたっぷり。そして竹縄さんの休日は家族と愛犬と愛車のランドティピーでのクルマ旅。そんな竹縄さんが考えるランドティピーの魅力に迫ってみた。
私とキャンピングカーの関係
クルマの話をする前に、どうして竹縄さんがトイファクトリーで働いているのか、そしてキャンピングカーの世界にいるのかを聞いてみた。
キャンピングカーとの出会いはニュージーランド
関東出身の竹縄さん。大学卒業後に一般企業に就職したものの、退職。思い立ってワーキングホリデービザを活用してニュージーランドへ。そこで安く中古のバンを手に入れる。そのバンにマットレスを敷き、ニュージランド中を旅していたのだとか。もちろんまだまだ「バンライフ」などの言葉が広く使われる前のこと。そして竹縄さん自身もキャンピングカーに興味があったわけはないそう。それでも、1年間のニュージーランドでの滞在は、キャンピングカーでの旅のしやすさを感じたり、現地で知り合った友人とのクルマ旅などで、その楽しさや魅力に触れる原体験だった。
ほかにもそんなニュージーランドの生活の中で、時には住み込みのアルバイトをすることも。その際に生活の場として提供されたのが、キャンピングトレーラーだったというからこちらも驚き。滞在中に2回ほどあったそうだが、1回は大きなトレーラーでの共同生活。そしてもう1回は1人でのトレーラー生活。このトレーラー生活はかなり快適だったことも話していた。
トイファクトリーとの出会いは偶然
そしていよいよ日本へ帰国。この時はキャンピングカーの仕事がしたいというよりは、このニュージーランドでの経験を生かす仕事がしたいと考えていた。そんな中見つけたのがトイファクトリーの求人。「これしかない!」と感じ、すぐに電話し面接へ。その面接で「すぐ岐阜行ける?」という質問に「今から行きます」と答え、岐阜で改めて面接を受け入社の運びとなったそう。
愛車ランドティピー
竹縄さんの愛車はトイファクトリーの「ランドティピー」。しかもこちら2015年にトイファクトリーの創業20周年を記念して30台限定で販売されたもの。跳ね上げ式の2段ベッドを備えており、ファミリーユースも問題ない。実際竹縄家も家族でのクルマ旅を楽しんでいる。そしてセンターキッチンのレイアウトも収納と合わせとても使いやすい。発売から25年以上になるが、ブラッシュアップされ進化を続けるロングセラー車だ。
ランドティピーを選んだ決め手
さて、竹縄さんがなぜ数あるクルマからランドティピーを選んだのか、その理由を聞いてみた。
「ベッドが広い!!」
竹縄家は5人家族。しかも子供は3人全員が男の子。ということで、キャンピングカー選ぶ際は”ゆったり寝れる”ことが最優先事項。ランドティピーは前から後ろまでの一面フルフラットベッドと折り畳み2段ベッドが備わっており、家族全員がゆったり寝れるということが一番の魅力だったそう。
「ベッド=寝るスペース……じゃない!」
1番の決め手になったランドティピーの広いベッド。ここが寝るスペースとしてだけではなく、くつろげるスペースにもなるという点もポイントだったそう。座面と同じ高さでフルフラットになるので、天井まで余裕があり、お座敷スタイルで車内のどこでもくつろげる。
例えば、同じくトイファクトリーのBADEN。こちらは5人がゆったりと寝れるモデル。ただ、ベッドの造りがフルフラットになるランドティピーとは異なり、リヤベッドが一段高くなっている。このような仕様だと、ベッドの下に荷物をたくさん積める反面、ベッドの高さ分だけ天井が近く、ランドティピーのような感覚でベッドの上で座ると、頭が天井にあたってしまう。このように室内のレイアウトについては、モデルごとに一長一短があり、選ぶ人それぞれでポイントが変わってくる。竹縄さんの場合、「荷室の広さ」より「くつろげるスペース」を重視してランドティピーのレイアウトを選んだということだ。
「ロゴが好み」
そしてもう1つ。このランドティピーのロゴも気に入ったそう。ロゴはティピーの名の通り、ティピーテントがモチーフになっている。こんなふうにクルマの雰囲気が単純に好きというのも、選ぶときには大切にしたい感覚かもしれません。
実際に乗ってみると…?
キャンピングカーに携わる仕事をし、キャンピングカーの魅力は十分に理解していたつもりだった竹縄さん。それでも実際にランドティピーに乗って、使って、わかったこともあるそう。それは、クルマで旅や遊びに行く楽しみや魅力だけでなく、キャンピングカーが普段の生活の中で「+ワンルーム」になるということ。
「ときには子供部屋になったり、寝室になったり(ただ自宅の駐車場で寝るだけでも子供にとっては特別な体験)。そして勉強部屋になったり、私の書斎になったり、子供の部活の試合の合間の控室になったり…。とにかくクルマ旅行以外でも活躍する場面が多いというのが、乗ってからわかった魅力です。特にコロナでの緊急事態宣言下の際は、お家時間ならぬ”キャンピングカー時間”が特に多くなりました。
キャンピングカーは自動車というよりも”+ワンルーム”だと。これが乗ってわかった魅力です。」
家族の反応は?
普段の生活からクルマ旅までランドティピーを余すところなく活用している竹縄家。竹縄さん自身だけでなく、家族全員このクルマをとことん楽しんでいる様子。特に子供たちは「ランドティピーがない生活は考えられないのでは?」というほど、キャンピングカーある生活が当たり前。学校の授業で習った場所や、テレビ番組で見た場所などへ「次はここに行きたい!」と積極的に興味を持つのは、キャンピングカーがあるおかげだと思っているそう。
そしてランドティピー購入後にイヌを飼い始めたそうで、「ごく普通にランドティピーでイヌを連れて旅行に行ってます」とのこと。よく家族からは、「ランドティピーがなかったら一緒に旅行なんか行けないと」言われるそう。本当にキャンピングカーはペットとの旅のハードルを下げてくれるのだと実感しているということでした。
ペットとのクルマ旅といえば、竹縄さんの勤めるトイファクトリーでも「with DOG MOBILITY事業部」を立ち上げたばかり。これからはハードルを下げるだけでなく、ペットとのクルマ旅をより楽しむためのモデルが生まれそうです。
トイファクトリー岐阜本社展示場
所在地:岐阜県可児市瀬田800-1
TEL:0574-63-0667
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週月曜日、第1、第3、第5火曜日(1月/5月/8月/12月を除く)