キャンピングカーで楽しむ

RVランドからポータブルクーラーが登場!

EcoFlow Technology(エコフローテクノロジー)のエコフローウェーブを自社製キャンピングカーにオプション設定も!

 日本の夏、キャンピングカーの車内で快適に過ごすにはエアコンが必須。というわけで、各社から工夫が凝らされたうえで、家庭用ルームエアコンから車載用エアコン、ルーフエアコンに至るまでさまざまな空調を搭載したキャンピングカーが登場しているが、ここへ来てさらに可搬式のクーラーをラインナップに加えるメーカーが登場した。今回、いち早くハイエースベースのキャンピングカーに搭載できるモデルを発表したのが、RVランド。「これまでは、家庭用エアコンやクーラー搭載にあたってのスペース確保にはじまり、車体重量増や装着時の煩雑さ=価格の上昇は避けられませんでした」とRVランドの担当者は語る。

エコフローウェーブをセンターシート部に搭載。写真はプロトタイプだが、台座に固定用のベルトなどが備わる

キャンピングカーのエアコンをもっと身近に!

 「今回、それらに加え、ポータブルクーラー『エコフローウェーブ』をいち早くラインナップに加え、ユーザーがエアコンを気軽に選べればと思っています」とも。

後席に向けて送風口をレイアウト。当然ながら冷気が室内を駆け抜ける!最大風量だとかなりの風量だ。温度設定は16から30度Cに設定可能なほか、作動音も小さく車内に最適!

 このポータブルクーラーは、2017年に創業した”ポータブル電源の最先端を駆ける”スタートアップ企業であるエコフローテクノロジー社が開発したポータブルクーラー。AC電源だけでなく同社のEFデルタなどのポータブル電源に繋いで使用できるほか、着脱式の専用バッテリーパックを装着することで、連続8時間の使用が可能だ。

熱交換器に発生する結露をウォーターポンプで凝縮器に送り、ドレン水が出ない設計となっている(高湿度の環境時は除く)
RVランドでは、排熱ホースをスマートに車外へリリースできるようなウインドウパネルもセット販売

直感で操作可能な使いやすいスイッチ類!

 消費電力(AC / DC)は、それぞれ460W / 410W。冷却能力は1.2kW。と聞くと、いまいちその性能がわかりにくいかもしれないが、5~8㎡の部屋を30度Cから24度Cまで8分間で冷却できる性能だ。

LCDモニターには、設定温度や風量、バッテリーのインジケーターなどを表示
エコフリーの社のアプリをダウンロードすれば、スマホなどから操作が可能に!

いつでもどこでも涼しい環境を!

ハイエースクラスのキャンピングカーなら、余裕で快適な室内環境を手に入れられる計算である。ポータブルと銘打つだけあって、使用場所はキャンピングカー内部だけにとどまらないのがまた今風。アウトドアや屋外でスポットクーラーとして使えるのもポイントだ。

テントに冷風も導くのも大アリだ!

 加えて、RVランドでは、専用のテーブルと運転席のサイドウインドウに装着する排気用のダクトを車外へ出すキットも開発中だ。

RVランドではEcoFlow Waveの発売を記念して、20%割引となる「ポータブルクーラーEcoFlow Wave発売記念キャンペーン」を2022年6月末までの期間で開催中とのこと

https://www.shop-rvland.com/shopbrand/ct17/

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