車内生活を快適にするポータブル電源は日々進化しており、選ぶのが迷うほど多種多様。そこで本誌が注目する厳選アイテムを紹介。併せてポータブル冷蔵庫やソーラーパネル、各社がお薦めする電装システムの詳細もお伝えしていく。
リチウムイオンバッテリーの安全性を追求してきたオンリースタイルから、専用バッテリーモニターが登場した。
リチウムイオンバッテリーは年々大容量化する傾向があり、システム全体に大きな負荷がかかるようになっている。そこで、安全性の高い、大きなバッテリーの大電流にも対応できるバッテリーモニターを開発した。
システムの電流測定にシャント抵抗を使っているので、最大許容負荷電流は300Aまで対応。余裕のあるシステムのおかげで、最大3台のバッテリーが接続できるようになっている。
このバッテリーモニターはリチウムイオンバッテリー2022年モデル専用設計。バッテリー側に搭載されたバッテリーセーバーを、モニター側から制御ができるようになるので、使いやすさも向上。過電流検知機能も搭載され、発熱や火災をダブルで予防してくれる。
劣化を防ぐため、低温時の急速充電を制御する機能がバッテリー側に装備されているが、モニターを接続することで、放電のみマイナス20度Cの環境でも利用できるように調整可能なのも便利。厳冬期のアウトドアを楽しむユーザーでも安心して使える。
リチウムイオンバッテリー2022年モデル専用バッテリー残量計 Battery Monitor
専用設計によって高い安全性を確保
リチウムイオンバッテリー2022年モデルは専用設計なので、車載システムへの取り付けも簡単。モニター部分はパネルマウントとケースマウントの2つから選べる。
バッテリーのリレーをモニターを使って制御
2022年モデルのリチウムイオンバッテリーにはバッテリーセーバーを内蔵。このモニターを利用することで、バッテリー内部のリレーも制御できるのだ。
バッテリー2台接続時に最大許容負荷電流300A
バッテリーを2台以上接続した場合、最大許容負荷電流は300Aに達する。高い負荷でも安心して利用できる余裕の設計。各バッテリーに搭載のリレーも同時に制御可能だ。
バッテリーの状態を正確にチェックする
モニターでバッテリーの状態を正確に確認できる。電流測定にシャント方式を採用しているので正確なバッテリー残量を確認できるようになった。また、放電中や充電中、リレー状態なども液晶モニターに表示されるので一目瞭然だ
スペック
サイズ:シャント部・156×44×50㎜/パネルモデル・110×84×26㎜/ケースモデル・125×85×42㎜
最大許容負荷電流(連続負荷):400Ah未満の電池1台・190A/400Ah以上電池1台・260A/電池2台以上・300A
■価格:5万7200円
■商品についての問い合わせ先:オンリースタイル 0120-511-550