ホワイトハウスキャンパーからフィアットデュカトに、カーゴクリップスというシステムを使って架装したモデルが登場。9月14日〜の横浜キャンピングカーショーでお披露目だ!
カーゴクリップス キャンパー
すでに「ヴェローナ」、「トリノ」、「クルーキャブ」、「クルーキャブ・テラス」と、フィアットデュカトをベースとしたモデルのラインナップを広げているホワイトハウス。そんななか今回登場するのは、「カーゴクリップス」というシステムを使ってキャンピングカー化したモデル。
この「カーゴクリップス」オーストリア生まれのシステムで、環境に配慮した天然木材の有孔ボードとそれに取り付けるモジュールからなるもの。モジュールは小さなフックから、キャンピングカーも組み上げられるようなベッドやキッチン、冷蔵庫といったものまで幅広くそろう。そのパーツを組み合わせてできあがったのが、「カーゴクリップス キャンパー」だ。
フィアットデュカトをベース車とし、プランA/Bと2タイプのレイアウトを用意。それぞれ4人乗車、2人就寝が可能になっている。ベッドやテーブル、トイレ、キッチンまわりなどの装備はいずれのタイプでも備えているが、大きく違うのがアニマルゲージのあり、なし。プランBにはアニマルゲージがついているとのことで、ペットとのクルマ旅を楽しむオーナーは気になる存在になるのではないだろうか。
このモデルのベースはフィアットデュカトのL3H2ということだが、L2H2に向けたレイアウトも用意されているとのこと。また、内装に使われている木製ボードは3つのカラーから、ファブリックは5つのカラーからそれぞれ選べる。
キャンピングカーもサスティナブルに
このカーゴクリップスのシステムで採用されているボードは、環境や人への優しさを意識したものになっているのも注目してほしい。天然木材のボードは、木材に特別なオイルベースの含浸剤を施したもので、防腐剤などの化学添加物は一切使用なし。さらに見えないところにはなるが、断熱材には羊毛を100%使用。遮熱効果や遮音効果に加え、調湿性にも一役買っているのだ。
この「カーゴクリップスキャンパー」や、東京キャンピングカーショーでお披露目され、国内外から注目された「ジムニー シエラ」のポップアップ仕様「JIMNY LONG」、さらにハイエースやフリードをベースにしたモデルなど、計11台を横浜キャンピングカーショーに出展予定のホワイトハウス。ぜひショー会場で立ち寄りたい必見ブースだ。