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ダイレクトカーズ神奈川県厚木市と協定締結! 

災害にも強いダイレクトカーズのキャンピングカー、その源とは?

ダイレクトカーズが神奈川県厚木市と「災害時におけるキャンピングカーの貸出しに関する協定」を締結した。12月14日に行われた協定締結式には、同社のトリッププレミアムとリトリートスーパーロングも展示された。なぜダイレクトカーズは災害時のキャンピングカーの活用に積極的なのか。その理由とともにお伝えします。

ダイレクトカーズの原点は東日本大震災

キャンピングカーはレジャーのためだけのクルマではない。昨今各地で頻発する地震や風水害の際に、動ける避難所として大切な道具にもあるのである。また一社、キャンピングカーメーカーが行政に手を差し伸べた。
三重県に本社を構えるダイレクトカーズが、関東地方の販売サービス拠点として、”ダイレクトカーズショールーム ATSUGI BASE” をオープンしたのは2021年7月22日のこと。
それからほどなく、2021年12月14日、神奈川県厚木市と「災害時におけるキャンピングカーの貸出しに関する協定」を締結したのである。

ダイレクトカーズが積極的にこのような活動を行なうのには理由がある。
同社の原点は2011年。東日本大震災の際、福島県南相馬市の被災者に、ベッドが備わるハイエースを届けたのがきっかけで本格的なキャンピングカー製造を決意したからである。津波でクルマなどを流されてしまったそのユーザーは、復興に向けての活力を確かに得たのだ。ダイレクトカーズの作るキャンピングカーは、災害時の利便性を考慮して作られていると言ってもいい。

災害にも強いダイレクトカーズのキャンピングカー

協定締結式当日は、厚木市市長の小林常良さんとダイレクトカーズ代表百田雅人さんとの間で協定締結の署名交換が行なわれただけでなく、厚木市役所のメインエントランスにこの日のために持ち込まれたトリッププレミアムとヴィンテージシリーズリトリートスーパーロングを例にとり、市長をはじめとした職員に各部の説明が行なわれた。特にトリッププレミアムは、エアコン、トイレ、ベッド、キッチンなど衣食住が備わっており、災害時でもこれ1台で快適に過ごせることに感嘆の声が上がっていた。
災害時には、市内3カ所にある避難所で、要介助者の避難所として使用する予定となっている。

キャンピングカーの充実装備に驚く小林市長

今回記事に出てきたクルマの詳細は以下から!

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