1973年型の日産E20型キャラバンを買って早半年。後部スペースに畳と台座がインストールされた文化住宅みたいな車内&当時ものクーラーの部品一式が付属する条件に一目惚れして購入を決意。インターネットで申し込んで放っておいたらそのまま通ってしまった銀行ローンをフルに使って6月に納車してもらい、クーラーを取り付けたのが9月のこと。いよいよ公道復帰!の前に車検整備をしなくては……。
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振り返ると濃密な半年だった?
昭和の時代に一時抹消(ナンバーを返納した)した状態で保管され続けていたこのE20型キャラバン(の車中泊仕様車)。物置として余生を過ごしていたのだが、令和に時代が変わり、今流行の言い方をするならば、バーンファインド(カーポートとか、納屋とかで乗らずに置いておいた程度のいい状態の古いクルマを発見すること)された車両だ。
幸運にも、キャラバンに明るい(というより、他の人では手に負えなかったかもしれない)ショップに引き取られたことによって、くたびれた消耗品を中心に手が入れられ、走って止まれる状態にまで復調。デモカーとして役目を終えたころに私が購入したというわけだ。それが2024年5月のこと。
キャラバン純正オプションのクーラー取り付けに一夏を費やした
実際そのままでも車検を通すことは可能なはずだったが、純正オプションのクーラーキットを一緒に譲ってもらったのでそれをつけてから車検を受けようと画策。当初2日と目論んでいた取り付けに難儀して早3カ月。そのてん末は過去の連載でお伝えした通り。