
センタータンクレイアウトを採用し、軽自動車とは思えない乗り心地と室内空間をもつのが、ホンダのN-VAN。そのN-VANをベースに、リアルウッドをアクセントにした「走る秘密基地」を作り上げたのが、このルートシックスの「シーク」だ。
ゆとりの室内高に加え回転シートで広々空間を実現
ルートシックスの「シーク」は、室内高1365㎜を誇るN-VANをベースにした軽キャンパー。軽キャンパーの定番であるエブリイが同1240㎜、アトレーで1215㎜なので、断然ゆとりがある。さらにセンタータンクレイアウトにより、低床設計のため乗り降りのしやすさや乗用車ライクな乗り心地も魅力だ。
特徴を生かしつつ、運転席に回転機構を備えており、ダイネットはゆとりあるコの字型に展開可能。注目はマルチウェイロングテーブルで、リヤハッチ内張りに取り付けると長さのあるダイネットテーブルになるほか、荷室左右の壁に橋渡せば就寝時にも使える。また最上部にセットして荷物棚としても利用できる。オプションの2ウェイ昇降式テーブルがあれば、マルチウェイロングテーブルは荷物棚としてセットしたままにできて便利。さらに昇降式テーブルは、台座付きなので外へ持ち出して使えるのもうれしい。
バンライフ調のウッド家具に天井断熱や照明類は標準装備。サブバッテリーなどの電源装置はオプションだ。






