
車中泊やアウトドアの相棒としても人気の「NV200バネット」。そのベース車やカスタムモデルが、2025年4月4日から価格改定されることになった。
日産の「NV200バネット」とそのシリーズが価格改定に

4月3日に、日産自動車と、そのグループ会社である日産モータースポーツ&カスタマイズは、以下のモデルの価格を見直したと発表した。
- 「NV200バネット」
- 「AD」
- 車中泊仕様の「NV200バネット マルチベッド」
- 介護車仕様の「チェアキャブ」
- 商用特装車の「ワークユースビークル」シリーズ
- 新コンセプト車「NV200バネットMYROOM」

価格改定の背景は?
日産自動車は価格改定の理由に資材や物流費の高騰が大きな要因とあげている。コスト上昇に対応するため、やむを得ず価格を見直した形だ。企業としては原価削減の努力を続けているとのことだが、それでもカバーしきれない部分が出てきたという。
キャンピングカーユーザーにとっての影響は?
「NV200バネット マルチベッド」と「NV200バネットMYROOM」はコンセプトに違いはあれど、どちらも趣味や旅の相棒としてぴったりの装備が最初から整っていて、手軽にバンライフを始めたい人に人気のモデルだった。今回の価格改定によって、購入を検討していた方は少し予算に余裕を見ておいたほうがよさそうだ。


またキャンピングカーのベース車としては、トヨタ系のクルマが軒並み供給不安定なこともあり、キャンピングカーメーカー各社がベース車として採用していた。こちらも価格のUPが見込まれる。
とはいえ長期的な価格動向として価格の上昇傾向は続くだろうことから、ここで様子見をするよりは、欲しいときに買ってしまうのが吉だろう。