キャンピングカーで楽しむ

「くつろぎの場」だからこそしたい、車内のニオイ対策にコレ!

長年使用した愛車に取り付けて検証
オートキャンパー編集部

キャンピングカーに長年乗っていると気になるエアコンのカビ臭や染みついた生活臭。そんなニオイが手軽に軽減できると聞き、試してみたのは「ダイナミックフロー」。ACクラブのメンバー2人のレビューにも注目。

このダイナミックフローを試すべく用意したのは、こちらのクルマ。取り付けタイプとシールタイプ2つの商品があるため2台用意した。取り付けタイプを試したのは、2016年式のビアンテで走行距離は6万5000km。シールタイプは2004年式のヨーロピアンクラシックで走行距離は約9万km。

取り付けタイプを試した「ビアンテ」
シールタイプを試した「ヨーロピアンクラシック」

簡単取り付けでニオイ軽減!「ダイナミックフロー」

「ダイナミックフロー」は自然希少鉱石の有する遠赤外線効果を応用した空気改良促進材で、あらゆるニオイに対して、イオン風で中和して臭気濃度を下げる効果がある。その作用は、装着(貼り付け)後のエアコンの送風をかげばわかるが、無臭化された空気が居住部の残存空気と混じり合うと効果は半減するので、徹底脱臭には連続使用が必須。いずれにしても送風口から出る空気、ダクト内のホコリ臭やフィルターのカビのニオイがなくなるのだ。 今回試したビアンテは、エアコン停止時に何となくカビ臭があったのだが、装着後は一切感じないほどに。シールタイプを貼ったヨーロピアンクラシックは、悪臭がわずかだったので、違いはまだ体感できなかった。

取り付けタイプ

取り付けタイプのサイズは140×50×1.5mmで2枚セット。 装着用クリップを付属
今回取り付けたビアンテのエアコンフィルターは2分割タイプだった。汚れ方から一度も交換してない印象。これをエアダスターを使いホコリを除去して取り付けた
取り付けタイプのダイナミックフローをフィルター裏面に差し込み固定

シールタイプ

シ ールタイプは4枚1組。今回これを試したヨーロピアンクラシックの送風口は4カ所それぞれに1枚貼ればOK
ルーバーの奥行きが狭かったので、半分に切って貼った

実際に使ったACクラブメンバーからは?

たくぞーさん(ACC1273)/愛車:カレントキャンパーピコJr.(タウンエース)

取り付けタイプを試しました。車内では、ホットサンド を作る程度の調理はしますが、生活臭が定着してしまうのがイヤでした。しかし、香水などの強いニオイに弱いので、車内には消臭剤を置いています。芳香剤や消臭剤を使わずに消臭効果が得られるんだったら試してみたいと思いました。 カーエアコンのフィルターへの取り付けは簡単でした。今後が楽しみです。

曽根瑞裕さん(ACC1003)/愛車:チャンプ(カムロード)

シールタイプを試しました。キャンピングカー購入から20年近くになり、 またペットも同乗しています。前からニオイが気になり、毎回オゾンで消臭をしていました。これなら使ってるうちにニオイが消えたらいいなと思って……。 シールはフロントのセンター部とリヤの吹 き出し口に貼りました。取り付け後、車内で 食事をしたり、ペットと出かけたりしました。 取り付けてからまだ時間はたっていませんが、 エンジンを止めた後、再始動させたときの吹き出し口のニオイが前より少なくなったようです。毎回の消臭作業に比べたら、貼るだけでいいので、これも「アリ」ですね。

ダイナミックフロー
◾️価格:取り付けタイプ5632円、シールタイプ4224円
◾️問い合わせ:東亜システムクリエイト

オートキャンパー2025年11月号