2016年に惜しまれつつ販売終了となった人気モデルトイファクトリーの「ZARA」。あれから10年。東京キャンピングカーショーにて新生「ZARA」として、復活!令和の「ZARA」はどんな姿をまとっているのか、解説していく。
トイファクトリー「ZARA」とは?
2016年10月までトイファクトリーで発売されていた、ハイエースワイドミドルをベースにしたモデル。最大10人と多人数乗車ができる上に、追加のベッドマットを装備すれば2段ベッド化でき、ファミリーから支持を受けていた。終売が発表された当時はZARAを惜しむ声も。

これが2026年のトイファクトリーが満を持して世に送る新生「ZARA」!
販売終了から10年の時を経て東京キャンピングカーショーでお披露目された新生ZARAは、そんな”旧”ZARAのDNAをまさに受けついだ1台となって姿を表した。

レイアウトは前方にセカンドシートと、テーブル、キッチンなどがまとまり、後方はラゲッジ&ベッドスペース。ベッドはオプションのマットの追加で2段ベッド化が可能となっており、ファミリーユースも問題なし。ちょうどトイファクトリーで人気のバレイアをギュッとコンパクトにしたイメージだ。

また、両開きのベース車を利用しており、キッチンの背後がちょうどドアに。乗り降りはできないが、キッチン背後のドアを開ければ給排水タンクの出し入れができるように工夫されているほか、車外からまるでカウンターのようにキッチンスペースとつながることができる。キッチンカー的な使い方や、車内と車外をシームレスに使ったくつろぎ空間の構築など、様々な使い方を提案してくれる構造なのだ。

コンパクトな車内を上手に使ったレイアウト
フロント部分は、フロントシートの背もたれを前に倒すことで、セカンドシートと向かい合うダイネットとなる。その空間の使い方は、回転式フロントシートとセカンドシートで対面ダイネットを作るデュカトベースのような使い方。これにより、サードシートなどがなくても、家族が向かい合ってくつろげる空間を確保。
そのダイネットに寄り添うように配置されたキッチンには、クーラー、電子レンジ、冷蔵庫が収まる家具も。それぞれ標準装備なのが嬉しい。



リヤ部分にも「今どき」の工夫が。ベッド下の収納部分に設けられているのが、あの「クレサナ」ぴったりの収納スペース。持ち運びができる「クレサナX1」の装備を想定している。トイレを常時使用するかどうかはさておき、備えてはおきたいという需要が高まっている昨今のキャンピングカー界隈。それに応える装備だ。
内装は「今」のトイファクトリーらしく木目が柔らかい雰囲気を演出。そんななかでも外装に施された「ZARA」の文字は、以前のデザインを踏襲。まさしく2026年によみがったZARAなのだ。
