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RVランドに聞く。正規販売店から見たデュカトの優位性とは?

岩田一成
岩田一成

2022年の日本市場導入から、キャンピングカーの世界で確実に市民権を得てきたフィアット・デュカト。これまでフィアット・デュカトそのものの魅力について伝えてきたが、ここからはキャンピングカーのベース車としてのポテンシャル、そしてキャンピングカーになったときのデュカトのもつ強みについて見ていこう。今回はフィアット・デュカト正規販売店のRVランドで、デュカトが持つキャンピングカーベースとしての優位性について改めて話を聞いた。

RVランドの考える3つのよさ

「1つ目は、国産バンコン以上キャブコン未満の居住性。室内長はハイエース・スーパーロングとデュカトL3が同等ですが、室内高は圧倒的にデュカトに軍配が上がります。架装した状態でも最大187 cm以上の高さを確保できて、大柄な人でも車内で立って歩ける。これは、キャンピングカーベースとしてかなり大きな優位性です。

2つ目は、走行安定性と安全運転支援機能。高速走行時の安定性は、国産車では太刀打ちできないレベルですし、追従型クルーズコントロールや車線の中央を走行するように自動でステアリング操作を行うレーンセンタリングなど、先進安全装備の充実度もキャンピングカーベースとしてはトップクラス。高級乗用車からデュカトへの乗り替えでも、走行性能に関する不満を聞くことは一切ありません。

3つ目は、スタイリッシュなイタリアンデザイン。実用性に加えて、ルックスもキャンピングカーにとって大切な要素です。商用車感のないデュカトのデザインは、旅のモチベーションを上げるスパイスになります」

デュカトだから生まれた「ランドホーム デュカト」

そうしたデュカトの特長を生かして開発したのが、「ランドホーム デュカト」だ。『ランドホーム』は、優雅な2人旅をコンセプトにしたRVランド製バスコンの旗艦シリーズ。バス以外のベース車にランドホームの名を冠したのは、このモデルが初となる。

もっとも特徴的なのは、フロントとリヤにそれぞれ独立したダイネットスペースを設けたこと。運転席・助手席の回転機構でフロントダイネットを構成できるデュカトの利点を生かして、ダブルダイネットを採用、ランドホームシリーズらしいゆとりのレイアウトを実現した。生活の中心となるダイネットを前後2か所に配置することで、長期旅でもストレスなく過ごせるぜいたくな空間に仕上げた。

前後に独立したダイネットを完備しているのが、ランドホームシリーズのアイデンティティだ。このレイアウトを実現できたのは、回転式フロントシートを生かして省スペースでフロントダイネットを作れるデュカトだからこそ
2か所に設けた空間で、旅のゆとりが大きくグレードアップする

2列目に装備されたマッサージ機能付きキャプテンシートも、車内生活の快適性を大幅に向上する装備だ。2人掛けや3人掛けではなくあえて単座シートを採用することで、ゆとりと開放感に満ちた空間を演出。シート後部にはシャワールームとしても使える十分な広さの個室も完備されている。

セカンドシートをあえて単座にすることで、ランドホームシリーズならではのゆとりを演出。採用されたキャプテンシートは、電動リクライニング・シートヒーター・ベンチレーション・マッサージ機能などを備えた豪華版
ひじ掛け部分には、各種スイッチのほかにUSBポートも備わる
デュカトが持つスタイリッシュさに見合った内装デザインもこだわりのひとつ。ファブリックは落ち着きと清潔感のあるホワイト系を採用し、天井やサイドウォールに天然木をあしらうことでラグジュアリー&ナチュラル感を両立。天井の木材の隙間には、暖色系の間接照明をセットする
バンコンでありながらしっかり使えるマルチルームを完備したのも、ランドホーム デュカトのポイント。国産バンコンベースと比べて天井が高く、スクエアなボディ形状で上部空間が広く確保されているので、窮屈感は皆無だ。トイレはもちろん、シャワールームのオプションにも対応可能

デュカトが持つ優位性とランドホームシリーズの魅力を融合した「ランドホーム デュカト」。デュカトを知り尽くした正規販売店のRVランドが独自のセンスとノウハウを詰め込んだ、唯一無二のデュカトバンコンだ。


次回はそのRVランドが送り出したフィアット・デュカトベースの4つのオリジナルモデルを紹介する。

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