福岡県のマリンメッセ福岡で、福岡キャンピングカーショーが開幕した。会場には約140台のクルマが大集合。屋外の広場も使って中古車の展示や、グルメ、キッズイベントも開催。2022年最後のビッグイベント、ぜひ出かけてみてほしい。

所狭しと並ぶクルマ

地元九州のビルダーをはじめ、日本各地のビルダーのクルマが広い会場にずらりと並んだ。クルマの密度が濃く、全てのクルマを見ようとすると、1日では時間が足りないほど。特にRVランド九州などのブースでは、さまざまなビルダーのクルマが1カ所で共演していて、ぜい沢な光景が広がっていた。さらに地元のナッツRVのブースでは、同社のボーダーバンクスやNUTS CAFEの車両が来場者を出迎え、迫力あるブースとなっていた。

先月末に行なわれたお台場キャンピングカーフェアなどでも話題をさらっていたケイワークスのアーチザンもしっかり展示されていて、こちらも来場者が絶えなかったほか、ロゴスショップとのコラボレーション展示や車中泊仕様車の展示など多様なキャンピングカーの世界を見ることができた。

屋外もアツい！

今回の福岡キャンピンングカーショー、屋内の会場だけでなく、屋外にもクルマが並んだ。まずはナッツRV、カーショップスリーセブン、プレジャーRVによる中古キャンピングカーの展示だ。納期の長期化の影響もあり、こちらの会場に並んだクルマへの注目度も高かったようだ。さらに、WOT‘Sによるバスコンの展示。こちらは、「中を見てみたい！」という来場客が行列を作る時間帯もあった。中に入らなくても、スライドアウトした部分の窓から中を見られるように台が設置されていた。

そしてもちろん、キャンピングカーイベントには欠かせないのが、グルメ。今回はキッチンカーが集まっただけでなく、「九州グルメ道グランプリ九州本場所」として来場者による投票が行なわれていて、盛り上がっていた。ほかにも、キャンピングカーをモチーフにしたアメリカンテイストな雑貨やアパレルを扱うVacations For LIFEが新作のロングTシャツを披露していたり、レンタルキャンピングカーの展示がされていたりとにぎわっていた。

また、「キッズフェスタ福岡2022」が同時開催されており、来場したファミリーが巨大遊具やゲームで遊ぶ姿を見ることができた。

九州ならではのお楽しみも

屋内の会場に戻って、隅々まで見てみると、九州ならではのお楽しみも発見できた。まずはJRVA九州部会のブースで行なわれていたステッカーのプレゼント。アンケートに答えるとその場で福岡キャンピングカーフェアオリジナルデザインのステッカーをもらうことができる。じつはこのステッカー、今回の福岡キャンピングカーフェアでのプレゼントだけでなく、今年九州エリアで開催されたキャンピングカーイベントでも配布されていたそうで、それぞれ違ったデザインのステッカーを集められたそう。来年も同様のキャンペーンを考えているそうなので、ぜひ1年を通じてキャンピングカーイベントへ足を運んで、コンプリート目指したい。

お楽しみはもう1つ。宮崎県と大分県宇佐市がブース出展していたのだ。旅の目的地としての情報収集はもちろん、担当者からそれぞれの土地の魅力を直接きくことができた。そしてこちらもアンケートなどに答えると、それぞれ特産品などが当たるガラポン抽選に参加できた。

タックル氏などの人気YouTuberやミヤマ⭐︎仮面などによるステージイベントも終日盛りだくさんの福岡キャンピングカーショー。本日11月12日から明日13日までの開催。気になったらまだまだ間に合うので、ぜひこの機会をお見逃しなく！