クルマの「カーシェアリング」に、「目的別」の道具や装備をセット・パッケージにした新しいカーシェアサービス「STORYCA」の京都ステーションが開設。横浜、大阪、名古屋、京都の全国4拠点になりさらに使いやすくなった。
「STORYCA」は、京都、横浜、大阪、名古屋の4つのステーションで展開されている、7種のSTORYと呼ばれる目的に沿ったクルマと道具がパッケージとなったカーシェアリングサービス。今回開設された京都では、そのなかから”「STORYCA」TRIP BASE STORY”というパッケージを借りることができる。
”「STORYCA」TRIP BASE STORY”で借りられるクルマは、ハイエースをベースにした車中泊仕様でサイドオーニングやキャリアボックスもついたもの。これからの時期にピッタリの週末スノーアクティビティやグループキャンプも楽しめるようになっている。さらに、付属する道具や装備も充実している。Coleman ファイアーディスクやmont-bellのテーブル、HelinoxのチェアにLOGOSのサーモテクト氷点下クーラー、さらにランタンやシュラフポータブル電源までクルマに付属している。そのほか焚き火台には欠かせない、火ばさみや革手袋、冬の車中泊には欠かせない電気毛布も4枚まで準備されている。このパッケージを借りるだけで、手ぶらで遊びに行けるのだ。
また、STORYCAのサービスを利用すると、無料で紙コップ、紙皿、割箸、ペーパー類、ゴミ袋、食器洗いセットなどの消耗品がセットになったアメニティキットも付いてくる。こちらもついつい忘れがちなのに、必要度が高いものばかり。なので、自分で用意するのは、自分の着替えなどに加えて薪や炭などの燃料、食材や飲み物とそれに応じた調理器具などで済むので、かなり楽だ。
ここまで充実していると、気になるのが料金。今回のTRIP BASE STORY（ハイエースベースの車両に4名分の車中泊グッズの装備・道具一式をセット）で、1泊2日(30時間)のモデルケースで、3万円とのこと。もう少し短い1泊2日(24時間)だと、2万4000円となっている。
「STORYCA」では、TRIP BASE STORYのほかに「FAMILY CAMP」「DUO CAMP」「GROUP CAMP」「PUTTERING」「MOBILE OFFICE」「CAFE STYE」と個性豊かなパッケージが用意されている。今後もステーションを全国に拡大していきたいということなので、注目のサービスだ。