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マルチベッドも!オーテックやニスモのスペシャルモデル、350台以上が神奈川に里帰り

マルチベッドシリーズのオーナーにも出会えた!

延々と続いた酷暑も一息つき、秋晴れの空が広がる神奈川県、湘南の海。そんなさわやかな景色が広がるリゾート、ここ大磯ロングビーチの特設会場には、オーテックやニスモのスペシャルモデルと、そのオーナーたちが続々と集結していた。

10月7日(土)、年に一回の日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社オーテック事業所主催のオフ会「オーテックオーナーズグループ 湘南里帰りミーティング2023」が開催された。オーテック事業所があるのが神奈川県茅ヶ崎市。そこの工場から全国各地へ巣立っていったクルマたちが、この日はオーナーとともに生まれ故郷の湘南へ里帰り。お互いのクルマをゆっくりと見られるのはもちろんのこと、普段は会えないオーナー同士がクルマ談義をして交流を深めたり、さまざまな展示車両にふれたり、トークショーを楽しんだり、はたまた協賛メーカーのブースでお買い物をしたりと、もはやオフ会の域を超えた一大ビッグイベントだったのだ。

会場の大磯ロングビーチにある大磯プリンスホテル。次回は、家族とオーシャンビュールームでリッチなホテルステイを楽しみながら、このイベントに参加するというのもグッドかもしれない。
相模湾に面した会場は、海からの潮風を感じられる抜群のロケーション。青く広がる海の向こうには、江ノ島や、箱根、伊豆の山々を望むことができる。

日本全国から集まった数、なんと車両350台以上、オーナーやその家族など参加者700人以上。さすがは2004年から続いている歴史の長い催しだけあって、規模も大きく内容も盛りだくさん。 
乗り手側のオーナー同士だけでなく、作り手側の日産スタッフと直接話ができてしまうのも、この催しならではの貴重な体験だ。

朝10時の会場ステージ前。参加者がたくさん集まった、開会式のひとコマ。準備も万端。楽しい1日になりそうなワクワクの瞬間だ
広大な大磯ロングビーチの駐車場に並んだ、ニスモ&オーテックのクルマたち。オーナーの熱い思いがたっぷりとつめこまれたユーザーカーは、見ていても飽きることがない
会場の一角には、オーテックブランドやニスモロードカーの展示車もズラリ。こちらは、キャラバン、セレナ、NV200の車中泊仕様車。マルチベッドやトランスポーターの使い勝手を実際に見てさわって、リアルにチェック
こちらのステルビオは、2011年の東北地方太平洋沖地震による津波で冠水してしまった、宮城県のオーナーからの寄贈車。もともと1991年に新車で購入、親子2代で大切にガレージ保管していたのだが、震災でこのような姿に。車内やヘッドライトに悲しい災害の爪痕が見てとれる
メーカーブースやグッズ販売コーナーもいっぱい
油圧プレス機を使ってアルミ製メダルの刻印ができる、特別体験コーナーも

参加者にはマルチベッドシリーズのオーナーも!

イベントの参加者には、セレナマルチベッド、そしてキャラバンマルチベッドのオーナーの姿も。リアルな車内をのぞいてみた。

キャラバン グランドプレミアムGXマルチベッド

オーナー:宗なら(東京都在住)

このキャラバンで鈴鹿や菅生に遠征するなど、車中泊をしながらSUPER GTの観戦を楽しんでいるというオーナー。ベッド展開していても余裕たっぷりの車内スペースがお気に入り。1000Wのポータブル電源を積んでおり、1泊2日の旅なら冷蔵庫などのエネルギーはこれで十分にまかなえる。ビルシュタインのショックや玄武のパーツでしっかりと固めた足まわりは、ローダウンしていてもガチガチにならない乗り心地がポイント。

セレナ AUTECHマルチベッド

オーナー:はせやん(三重県在住)

C27のマルチベッドからC28のAUTECHマルチベッドに乗り換えたという、このマルチベッドがお気に入りのオーナー。8月に納車されたばかりの、まだまだピッカピカの未使用状態。特にレジャーなどで車中泊するというわけではないが、車内にベッドがあって、いつでもゆったりと寝られる安心感がいいのだとか。自慢はストラーダのナビとBBSのアルミホイール。昔からホイールはBBSを履き続けており、これから冬用のスタッドレスにもBBSを履かせる予定。

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