ハイマー・ジャパンが2021年からメルセデス・ベンツベースのハイマーの取り扱い再開をアナウンス。
ジャパンキャンピングカーショー2022でも、当然ながらこれらを大々的に出展する。
気になる出展内容は?
モデルは、B-MLI780、B-MCT600、ML-T580(4WD)、そしてキャンピングトレーラーのTouring Familia310となる(このモデル以外は参考出展だ)。
それぞれのモデルについて説明すると、まず目玉がB-MLだ。Bクラスマスターラインの略称で、ハイマーの最上級モデル。メルセデス・ベンツのスプリンターFF駆動モデルをベースに、ハイマー独自設計のSLCシャシーを採用。ボディのデザインも含めて、まさに豪華なデザインといった仕上げになっている。
その下に位置するB-MC(Bクラスモダンクラシックの略称)も同様の構成(FF駆動&SLCシャシー)で製造され、良質&上質な設計思想を具現化した仕様だ。
ボディ形状はフルコンとキャブコンの2種類をラインナップ。前述したSLCシャシーはハイマーが専用に設計したキャンピングカー専用で、フラットなフロア&アンダーフロアを実現。フレーム内部には、タンク類や電装品を内包するという設計だ。
さらには、メルセデスベンツのFRシャシーを使用したML-T580も展示。FFモデルには4MATICの設定がないため、四輪駆動が欲しいなら、こちらが選択肢になるだろう。
キャンピングカー先進国の最新型の現車をジャパンキャンピングカーショー2022では確認することができるのだ。
新しい駆動方式&オリジナルシャシーのB-MCシリーズ
FFレイアウトを採用するメルセデス・ベンツベース。B-MLI780は、最上級グレード。キャブコン仕様がBMC-T600。どちらも先進安全装備が備わり、追従型クルーズコントロールなども装備することが可能
ML-Tには4WDのオーバーランダー仕様もあり
ML-Tは、FRの駆動方式を採用するモデル。今回出展されるのは4MATICモデルで、ワイルドなハイマー といった趣だ。こちらは2022年1月15〜16日に開催される東京オートサロン2022で先行公開される予定だ。
室内は開放感あふれるデザインで、運転席&助手席を回転してダイネットを形成する。
1957年からの伝統を感じるTouring Familia310
創業当時から基本コンセプトを変更せず、作り続けられているのが、このエリバツーリング。ポップアップルーフで、室内は想像以上に広々。軽量設計で、けん引免許も不要。