車両価格や扱いやすいけん引免許不要のキャンピングトレーラーが人気だ。インディアナ・RVをはじめとした各ディーラーが日本での普及に努めているからだが、さらにもっと多くの人にその利便性を知ってもらうべく、トレーラー導入に関する疑問や不安をここで明らかにしていくことにした。まずそのとっかかりとして、キャンピングトレーラーをけん引するための装置をDIYで取り付けてみる。思ったより簡単?!
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キャンピングトレーラーをけん引するためには?
キャンピングトレーラーをけん引するには、日本車だろうが、輸入車だろうが、引っ張る側のクルマにけん引装置を装着する必要がある。と書くと、キャンピングトレーラー導入にあたってのハードルが高くなってしまいそうだが、そんなこともない。

簡単にいうとけん引装置とは、ひっかけ棒のようなもの。車体の後部にボルトオンでこれを装着するだけだ(一部ボディパネルに穴開けが必要なこともあり)。
ヒッチメンバー(米国での呼び名)やトーバー(ヨーロッパでの呼び名)と呼ばれるこれは、普段使いの自家用車に追加し、ついでにトレーラーに給電するためのソケットを備えれば、キャンピングトレーラーをけん引する準備は完成だ! その入手方法や取り付け方法を明らかにすれば、キャンピングトレーラーが身近な存在になるのではないだろうか。
日本向けのクルマには、純正でヒッチメンバーの設定がない?!

ただ、こう言っておいてなんだが、日本車はもちろん、日本向けの輸入車にヒッチメンバーやトーバーの純正オプションはほぼない(ランドクルーザーやマツダのマツダCX-60はオプション設定あり)。そんな状態で、どの口でキャンピングトレーラーをけん引するための装置装着は簡単だ、なんてことが言えるのか。
タネを明かせば?欧米向けに輸出されているモデルであれば、トレーラー先進国であるかの地の製品が選びたい放題なのだ。国内にも、ヒッチメンバーを製造しているメーカーもある。
うちのクルマには、オランダのブリンク製に、適合があった!

というわけで、自分のクルマにトーバーを取り付けてみます!
今回、自家用車(ダイハツブーン)に装着したのは、ニューオーイーエムサプライが扱うブリンク製(オランダ)。もちろん日本にはブーン用のトーバー(既製品)なんてあるはずもないが、ヨーロッパにはダイハツシリオン用に普通にラインナップがあるのだ(余談だが、ダイハツブーンの兄弟車、トヨタのパッソにも装着が可能だ)ヒッチメンバーなどで悩んだなら、ニューオーイーエムサプライの浅野さんに相談すれば間違いなし!というわけで、程なくして届いたトーバーを同封の説明書に従って取り付けていく。


車種によってトーバー固定用の穴が初めから用意されているモデル(輸入車に多い)もあるが、国産車はモノコックボディのリアフレームにトーバー固定用の穴を開けることが多く、我が家の車も穴を開ける必要があった。ブリンクの説明書には、原寸大の穴開け指示書があるので、それをコピーしてしかるべき場所に貼り付ければ正規の位置に穴を開けることが可能だ。




どうでしょう?思ったよりキャンピングトレーラー導入の道は、簡単でしょう?! あとは、トレーラーを引いて日本の公道を合法に走るために、陸運局へ「けん引可能なキャンピングトレーラ等の車両総重量の計算書」という書類を提出し、車検証にけん引可能な重量を記載してもらう必要があるのだが、興味があればまた次回にでも。平日に陸運支局に行く必要があるため、ショップに代行をお願いするのが賢い選択ではある(取り付けもショップにお任せするのが賢明だが)。





