
ゆるキャラグランプリ2019で3位入賞!
日本の市区町村や非公式、企業のオリジナルも含めたら、星の数ほどいるご当地キャラクター。その中でも三重県四日市の市政100年を記念して1997年に誕生したキャラクター「こにゅうどうくん」は、ちょっと羨ましい境遇? だ。三重県の文化財にも指定されている全高9mのからくり人形の「大入道(文化二年1805年製作)」(毎年夏の大四日市まつりに登場)が、彼のお父さんという設定だけではない。
気になる方はこちらを→大入道とは
首は伸びないけれどかわいい→こにゅうどうくん
機材車にも、移動式ステージにもなる⁉︎
なんとこにゅうどうくん、キャンピングカーを持っているのだ!



ハイエースの標準ボディ標準ルーフのをベースとしたこのクルマは、一目でわかるボディラッピングが施されている、だけではない。内部にも独自チュー二ングが施されているのだ。

スライドドアを開けて、セカンドシートを見てみると、前後のシート可動域を増やし、大きな頭でもうまく入れるようにスペースを拡大し、こにゅうどうくんが、室内で余裕を持って着替えや休憩ができるような作りとなっている。

また後部にはベッドマットを装着し、バッテリーとインバーターも設置。各地のイベント会場へ乗り付けて、このまま楽屋としても、スライドドア横のオーニングを引き出せば、簡易ステージ可能な仕様となっている。

製造は、三重県に本社を置くダイレクトカーズ。ハイエースのカスタムから車中泊モデル、今回のご当地キャラクター用のキャンピングカーまで対応する同社の懐の深さをかいま見た思いだ。
キャンピングカーの可能性は無限大!?
取材協力:三重県四日市市観光交流課