東北自動車道の佐野サービスエリア(下り)が、リニューアル。北関東方面や東北方面へのお出かけ時に人気のサービスエリアがより「佐野らしさ」を感じられる施設に大幅パワーアップ。さらに高速道路を降りなくても、地元で人気の名店のスイーツなどを楽しめるように。

佐野らしさあふれる大充実のグルメ

「佐野」といえばまずは「佐野ラーメン」。リニューアル前のサービスエリアでも、佐野サービスエリアでは必ず佐野ラーメンを食べるという人も多かったはず。今回のリニューアルでもこのおなじみの「佐野らーめんさのや」の佐野ラーメンは健在。そしてこの佐野ラーメンをラーメンの形以外で楽しむメニューも誕生した。それが「りぞらー」と「らーめん生春巻き」そして実寸大の「らーめんケーキ」だ。
リゾットとラーメンを組み合わせた「りぞらー」はスープと味付きのごはん玉を混ぜて食べるのがたまらない。そして食べる前に写真を撮ってSNSでシェアしたいのが、「らーめん生春巻き」と「らーめんケーキ」。「らーめん生春巻き」は麺やスープ、トッピングを生春巻きの皮で包んだおしゃれな1品で土日祝日のみの限定発売。らーめんケーキは実寸大のラーメンの見た目を表現したスイーツだ。

そのほかにも、地元の郷土料理の耳うどんやいもフライ、それをアレンジしたメニューなど高速道路にいながら、佐野観光をしたような満足感が味わえるラインナップ。耳うどんは鬼の耳を食べることで、無病息災で過ごすことができるという厄よけの食べ物として地元では親しまれている料理なので、そんなエピソードといっしょに楽しむのも旅気分が盛り上がる。

また、地元で大人気のジェラート屋の「サンタルチア」と提携して実現した地元食材を使用したジェラートや、佐野の酒蔵「第一酒造」の甘酒を使用したスムージーなど、スイーツもここでしか食べられないものがたくさん。「サンタルチア」のジェラートは、さっぱりした甘さで、食材そのものの味が堪能できる大満足の味なので、ぜひ一度食べてみてほしい。

佐野、栃木ならではを発見できるショッピングコーナー

ショッピングコーナーでは、ここでしか買えない限定商品やひろく県内のこだわりの品を高速道路にいながら手に入れることができるように。特に注目してほしいのが、海外からも高い評価を受けている「栃木レザー」の革を使用した商品や、小山市の間々田で約100年ほど受け継がれている組紐、「間々田紐」の商品。どれも地元の魅力や手仕事のぬくもりが伝わってくる、使えば使うほど愛着がわく品々だ。ぜひお気に入りの1つを見つけてほしい。

また、パンや弁当、甘酒などのローカルフードはもちろん、「プレスバターサンド」や「日本橋錦豊琳」のかりんとうなど、都内で大人気の東京土産を手軽に手に入れることができる。　

上り線の佐野サービスエリアからもアクセスできる

今回、地域らしさにこだわり、その地域の特産品やグルメをより楽しめ、「旅のドラマ」を演出する「ドラマチックエリア」として生まれ変わった佐野サービスエリア(下り)。今後サービスエリア全体が公園のような雰囲気になり、カフェなども設置される予定。

そしてじつは佐野サービスエリア、上下線のサービスエリアの間に連絡階段があり、徒歩で行き来できるようになっている。旅の最初でも最後でも今回リニューアルした下り線の佐野サービスエリアを楽しめるのだ。旅の経由地の1つとして、クルマ旅の休憩にわざわざよりみちしたいサービスエリアだ。

佐野サービスエリア（下り）