キャンピングカー・ビルダー紹介

1番人気の「デュカト」はL2H2。フィアット・デュカト 3つのボディサイズを知る

フィアット・デュカトの日本で正規販売されているボディバリエーションは、L2H2、L3H2、L3H3の3種類あるのをご存知だろうか。 フィアット・デュカトのキャンピングカーを検討する際に、車内の寸法も把握しておくと、実際のキャンピングカーを比較検討する際に分かりやすいかも!?ということで、その3つのサイズをご紹介。

日本で正規販売されるサイズは3種類!

日本のキャンピングカーのベース車として、認知が進みつつあるフィアット プロフェッショナル・デュカト。現在、日本で販売されているボディサイズはL2H2と、L3H2、L3H3の3種類。LとHは、レングス、ハイタイプの略で、数字が大きくなれば車体サイズが大きくなる。キャンピングカーのベース車として多く利用されているのがL2H2とL3H2の2種類。L3H3はトランスポーターとしての引き合いが多い。

特筆すべきはL2H2でも室内高1970mmというスペース効率の良さ。ヨーロッパで最も活躍している商用バンとして極限まで使い勝手を追求し、実現した低床フロアは我々キャンパーにとっても恩恵が大きい。回転するフロントシート、そして大開口のスライドドアと観音開きのリヤゲート。大きな箱形空間を無駄にしない合理的な機構は見事の一言だ。

ボディを拡幅せずに、ベッドを横向きに設置できる「L2H2」

正規発売されているキャンピングカーベースとして一番人気のL2H2。全長5410×全幅2100×全高2525(各mm)。ハイエースのスーパーロングワイドボディハイルーフとほぼ同じ車体サイズながら、エンジンとドライブトレインをフロントセクションで完結しているために、FRにあるプロペラシャフトやデフが存在しないため、フロアを低く平らにすることができるのが特徴。

室内寸法は、長さ2690mm ×幅2000mm×高さ1970mm
スライドドア開口部は高さ1750mm×幅1350mmで全サイズ共通。ハイエーススーパーロングワイド(縦1610mm×横1180mm)と比較してもサイズは大きい。これは荷物をフォークリフトで搬入搬出するためでもある。運転席と荷室を分ける隔壁は、キャンピングカー用途では取り外される

その恩恵は、キャビンスペース(車室の広さ)も全長2960、全幅2000、全高1970(各mm)に現れている。車内で成人男性が楽に立って移動できることに加え、キャンピングカー登録要件のベッド長1800mmも、車内を拡幅することなく横向きに配置できることもポイント。キャブオーバー車と比較すると全長こそ数値上は短いものの、デュカトは運転席&助手席を回転させてリビングスペースの椅子として活用できるアドバンテージがある。

ロングホイールベースで、さらに室内レイアウトがバリエーション豊かに「L3H2」

全高はそのままで、全長を5995mmとしたL3H2になると、室内長も3540mmとなり、ベッドサイズをより広く設計したり、マルチルームを備えるスペース的な余裕も生まれる。今後、日本で製作されるキャンピングカーとして、大きな可能性を秘めているボディサイズがこのL3H2だ。

室内寸法は、長さ3540mm×幅2000mm×高さ1970mm

ロングホイールベース+ハイルーフで、最大容量を誇る「L3H3」

最大サイズのL3H3になると、室内高が2210mmになるので、こちらはトランスポーターとして利用されることが多い。ツールキャビネットシステムを組み込み機材車としての採用事例もある。なお、リヤのゲートが観音開きなのは、フォークリフトでパレットに乗った荷物をそのまま積載することができるからだ。

室内寸法は長さ3540mm×幅2000mm×高さ2210mm

現行型は「シリーズ2」

フィアット・デュカトの現行モデルは「シリーズ2」。新ロゴを採用し、カラードバンパーとなったフロントまわり。ミラーにも風切り音低減のフィンがデザインされた仕様。本皮巻きのステアリングや電動のパーキングブレーキの採用だけでなく、先進安全運転支援装置も各種備わる。中でも、オートクルーズは秀逸だ。長距離を移動するキャンピングカーにこそ必要な装備と言える。

シフト・駆動方式:8速AT・FF
全長×全幅×全高:5410×2100×2525mm (L2H2)、5995×2100×2525mm (L3H2)、5995×2100×2765mm (L3H3)
エンジン・総排気量:直4ディーゼル・2187cc
最高出力:132 kW(180 ps)/最大トルク: 450 Nm(45.9 kgm)/使用燃料・タンク容量:軽油・90ℓ

オートキャンパーではフィアット・デュカトに注目中