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【ジャパンキャンピングカーショー2023】見どころ徹底紹介!パート2

2月1日、一般社団法人 日本RV協会より「キャンピングカー白書2023」が発行されました。白書によると2022年のキャンピングカー国内保有台数は対前年比106.6%の増加で、14万台超! 巷で大人気の国内外数百のキャンピングカーたちが拝める⁉︎ 「ジャパンキャンピングカーショー2023」。幕張メッセにて開催中のこのイベントの魅力を、現地より何回かに分けてリポートします!

ショー会場が拡大され「キャンピングカーの世界を体感できる!」

ジャパンキャンピングカーショーは毎年幕張メッセの1~4ホールで開催されるのが通例だが、今年は1ホール拡大し1~5ホールでの開催となった。キャンピングカーユーザーのための環境整備や市場の育成、業界の発展に寄与する活動を行なう日本RV協会(JRVA)の会員が増えたことに加え、クルマ旅の楽しさやクルマ自体の魅力をもっとゆっくり見て触れて感じてもらおうという思いからの拡大である。

日本RV協会のブースではキャンピングカーが本来から備わる旅の相棒という要素に加え、近年注目の集まる防災という役割などを紹介。さらに会場の至る所にキャンピングカーから派生するさまざまなコンセプトゾーンが配置された

コンセプトゾーンなるブースが設けられ、アウトドア、ペット、BBQ、マリン、ツーリズム、春夏秋冬など、キャンピングカーとの親和性のあるテーマで展示や休憩・遊びができるようになっている

 実際にキャンピングカーメーカーやディーラーが加盟する日本RV 協会(JRVA) の子会社である、くるま旅クラブ株式会社が運営するキャンピングカーのオーナーズクラブ「くるま旅くらぶ」も会員数が増加。キャンピングカーユーザーのみならず車中泊を楽しむユーザーの会員も増えているという。こうした旅を楽しむ人たちのサポートをするのもJRVAの役目のひとつ。車中泊ができる施設「RVパーク」も昨年よりすごい勢いで増加していることでも分かるとおり、ショーの開催以外にもキャンピングカー文化を日本に根付かせる活動を日々行っている。

元ハイマーのメインデザイナーとのコラボモデルを発表したトイファクトリー

今年注目の的となっているの国内に正規輸入されたばかりのフィアット・デュカト。正規ディーラーとなるのは国内ビルダーの「ナッツRV」「トイファクトリー」「RVランド」「ホワイトハウス」「岡モータース」の5社。今回のショーではどのビルダーもオリジナルモデルを製作し初披露の場となった。

ハイエースベースのバンコン販売台数日本一を誇る、キャンピングカーメーカーのフロントランナーであるトイファクトリーはデュカトベースで4モデルを発表。なかでも注目なのが欧州キャンピングカービルダーの老舗であるハイマーの元メインデザイナー、フランク・ヴェンダー氏とのコラボモデルである「ダ・ヴィンチ」と「オリジン」だ。フランク氏が欧州でも通用すると太鼓判を押すトイファクトリーの車両はもちろん、ショールームをはじめ物づくりの姿勢・デザインの美しさ・質の高さといったこだわりに惹かれコラボレーションが実現。日本の文化を紹介し、共感できる部分が多かったのもコラボ誕生の理由のひとつだとトイファクトリー代表の藤井社長は語っていた。

フランク氏は内装のデザインに2つのテーマを用意。 ひとつは「バンライフやカントリースタイルを意識した温かみのあるスタイル」、もうひとつは「洗練されたシティライフを感じさせるスタイル」。どちらにも共通するのがモダンであることと、間接照明を巧みに使って居心地のよさを追求しているという。

その2つのテーマのひとつである「ダ・ヴィンチ」はシティライフを意識したダークな色遣いが魅力。欧州でポピュラーなフロントダイネット、中央にキッチンやマルチルーム、リヤにベッドルームというスタンダードなレイアウト。インテリアの注目ポイントは欧州キャンピングカーの市場でナンバー1に君臨するアグチ製シートを採用していること。外観は藤井社長の発案により発明家・科学者・デザイナーとさまざまな顔を持つレオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」をモチーフにトイファクトリーのデザイナーである森氏がシンボリックマークをデザイン。イタリア生まれのフィアットとダ・ヴィンチということに加え、ダ・ヴィンチの生き方や考え方がトイファクトリーの行動指針である「いつもはじまりはトイファクトリーから」と似ていることも車名の由来となっている。

ちなみにアグチ製シートはトヨタやレクサスに採用実績があるだけでなく、衝突安全検査を年間400回以上も行なうほど安全性にも力を入れているメーカーということも特筆すべき点だろう。トイファクトリーはこの度アグチシートの日本総代理店として販売権を取得。自社をはじめ今後は他社のさまざまなキャンピングカーのシートにも普及していくことだろう。

そして「オリジン」のほうは、ベージュ系のアースカラーを用いたやさしい色遣いが特徴。乗車定員や就寝定員にこだわりキッチンやシャワールームをなくしたことで6名乗車が可能。注目は2列目・3列目のシートが取り外せることで、2人乗車、4人乗車、6人乗車と旅の人数やスタイルに合わせて変更できるのが斬新。さらにオプションでポップアップルーフを搭載し、ファミリーユースにもしっかりと対応できるようになっている。

フランク氏とのコラボモデル以外にも年間500台以上のセールスがある、トイファクトリーの名作であるハイエースバンコン「バーデン」の名を冠した「ユーロバーデン」はお客さんからのリクエストがきっかけで製作。もちろん、同社としてもバーデンは思い入れの深いモデルだけにベース車両はイタリア車ながらもヨーロッパスタイルではなくジャパニーズスタイルとして仕立て上げたところがポイント。

今回登場した4モデルはどれもトイファクトリーらしさである断熱や細かな作り込みといったこだわりがしっかりと注入されている。「今後はヨーロッパならではの見習いたくなる部分をしっかりと吸収しつつ、自分たちしかない技術を加えていくことで、まだはじまったばかりのデュカトベースのバンコンがもっと楽しくなっていくことだろう」と藤井社長は語っていた。話は変わるが、もうひとつのトピックスとして同社はオランダのバッテリーメーカーである「SuperB」の正規販売権も取得。新しいバッテリーマネージメントシステムにも注目したい。

AtoZからは新型バンコン&キャブコンが登場!

AtoZと言えば、タウンエーストラックのOEMであるボンゴトラックをベースにした「アレン」シリーズをはじめ、NV200バネットをボディカットしたキャブコン「アルファ」シリーズ、カムロードベースの「アンソニー」といったキャブコンに加え、「アンナ」「アメリア」「アズサ」といったバンコンなど、幅広いラインナップを誇る。

今年の注目は「アレン」シリーズに新たに加わった「アレンH LE」。車名のHはハイルーフ、LEはリヤエントランスの意味。リヤに防水パン仕様のマルチルームや収納スペースを搭載し、中央にダイネットとキッチンを配置。室内はインテリアコーディネーターのMAKOさんを起用し、「カナエ」「キセキ」「ミライ」と3つの異なる配色を用意。4日と5日にはMAKOさんがブースに登場する予定で、さまざまな質問にも答えてくれるという。

ほかにも、タウンエースバンをベースにしたバンコン「アンナ・モデルE」のリフトアップカスタム(写真左)も展示。こちらには車中泊キャンパー「ちょもか」さんが実際に使用した体験をもとにその魅力を語ってくれる(6日のみ)。

ぜひともブースに足を運んでみてほしい。

TEXT&PHOTO:伴 隆之

「ジャパンキャンピングカーショー2023」

会期・開催時間:

2022年2月3日(金) 11:00~18:00 

    2月4日(土) 10:00~17:00

2月5日(日) 10:00~17:00

     2月6日(月) 10:00~16:00  

会場:幕張メッセ国際展示場1~5ホール(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)  

主催:ジャパンキャンピングカーショー事務局

入場料 :

【前売券】大人 (高校生以上)/1000円 小人(小・中学生)/500円<紙・電子チケット共>  

【当日券】大人(高校生以上) /1800円<紙チケット>・1500円<電子チケット> 小人(小・中学生)/900円<紙チケット>・750円<電子チケット>

※未就学児無料 ※ペットケア費:1頭 500円

※障がい者の方と付き添いの方1名無料(手帳など持参)

イベント公式ホームページ https://jrva-event.com/event/jccs2023/

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