
過去最大規模で開催されるジャパンキャンピングカーショー2023が開幕した。事前情報でもお伝えしたとおり、フィアットプロフェッショナルデュカトベースのキャンピングカーをはじめ、各社から新型車デビューが目白押し。さらに会場もいままでにないコンセプトで目新しいブースも多い。ただクルマを見るだけでない体験をすることができる。
オープニングにはNEWSの小山慶一郎さんも登場
開場に先立ち行なわれたオープニングでは、キャンピングカーアワードを受賞したNEWSの小山慶一郎さんも登壇。その後のインタビューでもキャンピングカーやキャンプへの思いを語り、授賞式で贈呈された贈呈キーを記念に持ち帰る、などのトークも飛び出した。


会場の一角には今回のキャンピングカーアワードの副賞として1年間小山さんに貸与されるキャンピングカー、トイファクトリーのBALEIA(バレイア)が展示されている。プライベートで実際にキャンピングカーを見に行った小山さん。「世界で1番キャンピングカーを愛していると自負している」というトイファクトリーの藤井社長に共感し、車両のデザインなどのカスタムのお願いをしたそう。
フィアットプロフェッショナルデュカトベースのクルマが続々
今回のジャパンキャンピングカーショー2023の最大の注目ポイントといえば、やはりフィアットプロフェッショナルデュカトベースのクルマは外せない。このオートキャンパーウェブでも既報の通り、各社から完成した各モデルが発表された。



そしてこの会場でその姿を現したクルマも。1日目となる2月3日12:00からの発表会でアンベールされたのが、ダイレクトカーズからデビューしたハイラックスベースのモデル。いままでにない、ワールドワイドに人気を集めそうな仕上がりだ。




そのほかにも会場各所で新型車両にお目にかかることができる。さらに既存のモデルの特別仕様車やイヤーモデルも一堂に会しているので、見て回るだけでも楽しい。


クルマだけではない、キャンピングカーライフの提案も
昨年までのジャパンキャンピングカーの会場にはなかったようなコンセプトのエリアも出現した。
まず、広い会場に点在するように設けられた4つの休憩ゾーン。ただ机とイスが並んでいるだけではない。春夏秋冬と日本の四季の名前がつけられ、それぞれ工夫を凝らした飾り付けで休憩するだけではなく、ポータブルバッテリーでおなじみのセイキによるスマホの充電ができるチャージコーナーや写真を撮って楽しメルコーナーも。さらにそれぞれの休憩コーナーに接するように、BBQ体験コーナーや闘う昆虫展、テントの展示などアウトドアを感じられるゾーンやキャンピングカーの中での過ごし方を提案するブースが配置されている。そのほかペットコーナーもパワーアップしてグッズだけでなく、ドッグランが併設され、ペットも楽しめるように。






また、キャンピングカーを手に入れたあと、いよいよ旅に出るというときに行き先となるRVパークや、キャンプ場全国各地の魅力ある観光地のブースもまとまってあり、ツーリズムゾーンとなっている。


さらにキャンピングカーには欠かせない、タイヤメーカーのミシュランのブースや、キャンピングカーパーツを扱うキャンピングカーパーツセンター、ドメティック、FIAMMAのブースもにぎわっていた。特にキャンピングカーパーツセンターのブースは、TOTO製の便座がついた「ラップル タイプB」を見る人で人が途切れなかった。




ジャパンキャンピングカーショー2023は2月6日(月)まで!
ジャパンキャンピングカーショー2023は、2月6日(月)まで。会場の様子はYouTubeで動画でもお届け中なので、ぜひチェックしてほしい。