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いよいよ開幕!ジャパンキャンピングカーショー2023会場速報

過去最大規模で開催されるジャパンキャンピングカーショー2023が開幕した。事前情報でもお伝えしたとおり、フィアットプロフェッショナルデュカトベースのキャンピングカーをはじめ、各社から新型車デビューが目白押し。さらに会場もいままでにないコンセプトで目新しいブースも多い。ただクルマを見るだけでない体験をすることができる。

オープニングにはNEWSの小山慶一郎さんも登場

開場に先立ち行なわれたオープニングでは、キャンピングカーアワードを受賞したNEWSの小山慶一郎さんも登壇。その後のインタビューでもキャンピングカーやキャンプへの思いを語り、授賞式で贈呈された贈呈キーを記念に持ち帰る、などのトークも飛び出した。

会場の一角には今回のキャンピングカーアワードの副賞として1年間小山さんに貸与されるキャンピングカー、トイファクトリーのBALEIA(バレイア)が展示されている。プライベートで実際にキャンピングカーを見に行った小山さん。「世界で1番キャンピングカーを愛していると自負している」というトイファクトリーの藤井社長に共感し、車両のデザインなどのカスタムのお願いをしたそう。

フィアットプロフェッショナルデュカトベースのクルマが続々

今回のジャパンキャンピングカーショー2023の最大の注目ポイントといえば、やはりフィアットプロフェッショナルデュカトベースのクルマは外せない。このオートキャンパーウェブでも既報の通り、各社から完成した各モデルが発表された。

東和モータースのスペランツァ
トイファクトリーからは4台発表された。画像にあるのはダヴィンチとオリジン
こちらはスペランツァの540Cの車内

そしてこの会場でその姿を現したクルマも。1日目となる2月3日12:00からの発表会でアンベールされたのが、ダイレクトカーズからデビューしたハイラックスベースのモデル。いままでにない、ワールドワイドに人気を集めそうな仕上がりだ。

発表前の様子。まさにベールに包まれている
ベールを脱いだBR75

BR75の車内。バンクの部分が特徴的
リヤの開口部からの眺め。前方の空間との間に仕切りがある

そのほかにも会場各所で新型車両にお目にかかることができる。さらに既存のモデルの特別仕様車やイヤーモデルも一堂に会しているので、見て回るだけでも楽しい。

レクビィのブースにはダイキンの薄型エアコンを搭載したSOLANが
ケイワークスのブースには、昨年デビューして注目を集めたラギッドバンとオーロラエクスクルーシブアーチザンのタイプⅡが。いずれもサードシートが前向きなのが特徴だ

クルマだけではない、キャンピングカーライフの提案も

昨年までのジャパンキャンピングカーの会場にはなかったようなコンセプトのエリアも出現した。
まず、広い会場に点在するように設けられた4つの休憩ゾーン。ただ机とイスが並んでいるだけではない。春夏秋冬と日本の四季の名前がつけられ、それぞれ工夫を凝らした飾り付けで休憩するだけではなく、ポータブルバッテリーでおなじみのセイキによるスマホの充電ができるチャージコーナーや写真を撮って楽しメルコーナーも。さらにそれぞれの休憩コーナーに接するように、BBQ体験コーナーや闘う昆虫展、テントの展示などアウトドアを感じられるゾーンやキャンピングカーの中での過ごし方を提案するブースが配置されている。そのほかペットコーナーもパワーアップしてグッズだけでなく、ドッグランが併設され、ペットも楽しめるように。

休憩エリア。テントやチェアが並びゆったり過ごせる
セイキの提供するチャージスポット。ワイヤレス充電ができるポータブル電源が設置されている
会場の一角にはボードゲームが集まったエリアも。キャンピングカーの車内で遊ぶのにぴったり。遊び方も教えてもらえる
そのほかアニメやマンガとコラボレーションしたアウトドアグッズを販売するコーナーも
キッチンカーの出展もあるが、会場内にもフードコートが。有名なご当地カレーに加えて、かっぱ寿司も出展。子供向けに寿司作りを体験できるコーナーも
会場内のフードコートではこのようなメニューが楽しめる

また、キャンピングカーを手に入れたあと、いよいよ旅に出るというときに行き先となるRVパークや、キャンプ場全国各地の魅力ある観光地のブースもまとまってあり、ツーリズムゾーンとなっている。

オートキャンパーではおなじみのRVパーク、グリーンベース木更津も出展
キャンピングカーの聖地にしようと地域を上げて盛り上げている兵庫県の香美町のブースでは街の魅力を案内してもらえた

さらにキャンピングカーには欠かせない、タイヤメーカーのミシュランのブースや、キャンピングカーパーツを扱うキャンピングカーパーツセンター、ドメティック、FIAMMAのブースもにぎわっていた。特にキャンピングカーパーツセンターのブースは、TOTO製の便座がついた「ラップル タイプB」を見る人で人が途切れなかった。

ずらりと並ぶラップル。その場で購入して持ち帰ることも可能
ラップルは実際に座り心地を確かめることもできる
ミシュランブース。キャンピングカー仕様のタイヤの仕組みをカットモデルで学ぶことができる
いろいろなキャンピングカーパーツも展示されているので、実物を見て大きさや使い勝手を確かめられる

ジャパンキャンピングカーショー2023は2月6日(月)まで!

ジャパンキャンピングカーショー2023は、2月6日(月)まで。会場の様子はYouTubeで動画でもお届け中なので、ぜひチェックしてほしい。