
フィールドライフといえば、軽キャンパーの人気ビルダーのひとつ。これまでも 「コング」や「ココワゴン」などの人気軽バンコンを数多く手がけてきたが、コンセプトが大きく異なる新型「ヴィータ」をリリースした。どんな軽キャンパーが生まれたのか?
新形状のポップアップルーフで軽キャンパーとは思えない広い室内空間に
ヴィータのレイアウトはリヤ左サイドに大型のサイドソファを置いた形で、これはフィールドライフの人気軽キャブコン「バロッコ」を踏襲したような設計になっている。さらに軽バンコンとしての居住空間を拡張するため、ポップアップルーフを装備。フィールドライフの他モデルでは前開きタイプがスタンダードだったが、バンコンとしては同社で初めて後ろ開きタイプが採用された。
ベッド展開はソファ下のフレームを引き出し、背もたれに使っているマットをはめるだけの簡単展開。このフロアベッドに加え、ルーフベッドも展開できる。
キャンパー装備類も充実仕様。リヤのサイドキャビネットにシンクや給排水タンク、コンセントなどが集約。オプションのアーム付きテレビモニターもここに設置できる作りになっている。100Ahのサブバッテリーなどの電装設備、そしてオプションの引き出し式冷蔵庫などはサイドソファ下に設置される。収納も豊富で、軽バンコンながら軽キャブコンさながらの室内空間、そして装備を堪能可能なモデル。 本格的な家族でのキャンプ旅にも対応するポテンシャルがある。
なお、このヴィータを含む50台超の軽キャンパーが登場するムック『軽キャンパーfan vol.47』は全国書店で発売中。









[スペック]
フィールドライフ ヴィータ
ベース車:アトレー
乗員:3人 就寝:3人
登録ナンバー:黄4
価格:378万4000円〜
[標準装備]
LED照明/引き出し式外部シャワー/ポップアップルーフ ほか
[オプション]
19インチテレビモニター/カーテン&クッションセット/16ℓ引き出し式DC冷蔵庫 ほか