既存のキャンピングカーオーナーからも注目度が高いVANTECHのトラヴィオベースの新型コルドリーブス。そのリアルな声を聞くべく、カムロードベースのコルドリーブスで旅を楽しむオーナーに取材を敢行。乗っているからこそわかる、新型コルドリーブスのすごさ、そしてコルドリーブスが変わらず持つ良さは何なのか。改めて考える1日となった。
今回話を聞いたのは、名車コルドリーブスをすでに2台も乗り継いできた生粋のキャンパー、スイートチワワさん夫妻。普段は2台目となる2024年購入の愛車のコルドリーブスと夫婦、そして愛犬のチワワたちとの旅を楽しんでいる。乗り継ぐほどコルドリーブスにゾッコンな2人。そんな彼らがなぜ新型トラヴィオベースに熱い視線を送るのかそのリアルな声をお届けしよう。
大容量バッテリーがもたらす電力の安心感

話を聞いたのは、大阪キャンピングカーショーの会場。ジャパンキャンピングカーショーでのデビュー、名古屋キャンピングカーショー出展を経ての、大規模イベントだ。じつはスイートチワワさん夫妻、このトラヴィオベースの新型コルドリーブスが気になりすぎて、大阪でのイベントの前に、名古屋のイベントにも足を運んだそう。
まずは車両の特徴を聞く一同。そのなかで大容量リチウムイオンバッテリーシステム「ILiS(イリス)」の説明が始まると、ご主人が口を開いた。
「夏場にエアコンを回し続けると、最悪ときには外部電源が欲しくなる。快適な旅に電力は死活問題なんです」
実際に使ってきた人の言葉には、やはり重みがある。人の快適性はもちろんだが、同乗する愛犬のことを考えても、空調と電力は切り離せない。その点新型コルドリーブスでは最大1060Wのソーラーパネルも搭載可能。説明を聞きながら、ご主人は小さくうなずく。
すぐに派手な反応を見せるわけではないが、その仕草からは十分な手応えを感じている様子が伝わってくる。とはいえ、現在すでにカムロードベースのコルドリーブスを所有している。そのうえでの「次の1台」として新型コルドリーブスを検討しているのだ。比べているのはスペックだけではない。これまで感じてきた使い心地そのものだ。
愛犬と過ごすためのレイアウトと使い勝手

いよいよエントランスに立ち、靴を脱いで室内へ。ひととおり動きを確かめた後、奥様が振り返り一言、「乗り降りのストレスが激減!」。
その理由は新型コルドリーブスの設計。ステップが広くなり段差が減っている。愛犬を抱きかかえたままで出入りの動きがしやすくなっている。室内では、背が高いご主人が背筋を伸ばして天井高を確かめる。ハイルーフ設計で、開放的な空間だと一目でわかる。



「(コルドリーブスは代々)リヤエントランスで、かつ広い土間があるのが本当に便利。汚れたままで上がれるし、多目的に使えるんです」と言い慣れた様子でコルドリーブスそのものがもつよさを語ってくれた。愛犬との散歩帰りでも、そのまま気兼ねなく入れる土間スペース。ケージを置いても余裕のある後部も含めて、このレイアウトは日常にしっかり根づいている。気に入っているからこそ、手放したくはない。そのよさはそのままに、新型で刷新された細部には、隠しようもなく心が躍る。これまで歴代のコルドリーブスと一緒に作ってきた記憶を大切に、次の一歩を刻む予感がしている。
愛着と現実の間で揺れる決断
「今のクルマはまだ1回目の車検も通していないので、すぐにというわけにはいきませんが……予算さえ許せば、今すぐ買い替えたいです!あとは、次のローンが組めるかどうかですね」そう話して、ふたりは笑った。
現実的な話ではあるが、どこか楽しげ。すでに実車確認は3回目。迷いながらも、気持ちは確実に「次の1台」近づいているようだ。
新型「トラヴィオ」という選択肢を得たコルドリーブス。愛着と進化の間で揺れる時間も悪くない。それでも乗り替える理由があるとするれば、今の満足を上回る「新しい景色」を、この1台に確かに感じているからだ。
そういう未来を想像すること自体が、今は何よりの楽しみなのかもしれない。
スイートチワワ夫妻の新たな相棒として迎えられる日はいつになるのか。その決断の時を、今後も追いかけてみたい。
