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「キャンピングカーとくるま旅の普及を実現する議員連盟」第4回総会が開催

キャンピングカーの製造、輸入の規制緩和、免許制度の見直し、車中泊施設RVパークの普及を目指して

2023年12月5日「キャンピングカーとくるま旅の普及を実現する議員連盟」第4回総会が開催された。冒頭、日本RV協会(JRVA)の会長、荒木賢治さんがジャパンモビリティショー(JMS)への出展や、ドイツのキャラバンサロンの視察など、JRVAの2023年の活動内容を報告。その中でモーターショー時代も含めてキャンピングカーのカテゴリーでの初出展となったJMSについては「自動車業界や一般来場者にキャンピングカーを認知してもらうよい機会になりました」と挨拶したのち、前回の総会でJRVAが関係省庁に要望した内容についての確認が行われた。

活発な議論が繰り広げられた「トレーラー重量規制の見直し」について

現状、けん引免許は、車重750kgを超えるトレーラーをけん引する際には「牽引免許」が必要になってくるが、現状その教習や実技試験は、マニュアルトランスミッションの中型トラックと台車を用いた運送業者を対象とした特殊な内容となっている。キャンピングトレーラーユーザーを対象とした、車重1500㎏までけん引できる「牽引小型トレーラー限定免許」もあるにはあるが、自動車運転免許試験場に車重750㎏以上のトレーラーを受験者自ら持ち込んだ上で試験を受験しなければならず、この方法ではとてもハードルが高く、免許取得が困難な状況だ。JRVA側からはヨーロッパにおけるキャンピングトレーラーの免許制度なども踏まえて、講習のみを受けることで免許取得が可能になることを要望していた。

750kg未満のトレーラーにはけん引免許は不要。日本の免許制度に合わせるため、専用設計のモデルを製作販売するメーカーもある(写真はインディアナ ・RVのインディアナ 300シリーズ)。仮に重量が倍になれば、日本のキャンピングトレーラー需要も高まるかもしれない

インディアナ300の記事はこちらでチェック

管轄する警察庁の担当者は「交通安全の観点から、重量や全長といった要素が絡むために慎重な検討が必要」と回答。議連の古屋圭司会長は「受験者が多い地域に全指連(全日本指定自動車教習所協会連合会)を通じて教習に使うトレーラーをJRVAが教習所に提供し、現状の『受験者自らトレーラーを持ち込む』という足かせを取り除いてみては」との助言もあった。

このほか、キャンピングカーの製造と輸入に関する要望や、道の駅におけるRVパークの設置促進、RVパーク開設時の事業支援などについての要望がなされ、引き続き関係各省庁とJRVAの間で議論・検討を行うことが確認された。