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キャンピングカーや車中泊の未来も見える!東京オートサロン2024が開幕

幕張メッセを会場に世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2024」が開幕。様々なクルマをベースにカスタムした車両やパーツが一堂に会した。キャンピングカーや車中泊仕様車ももちろん展示。キャンピングカーの今と未来を感じられるショーとなっている。

震災やコロナを経て高まるキャンピングカーの可能性

会場にはきらびやかなカスタムカーがずらり。そのなかには車中泊を意識したモデルやキャンピングカーの姿も。他のカスタムカーと並ぶことで、キャンピングカーショーとはまた違う、カスタムカーとしてのキャンピングカーの一面を感じられる会場。また、アウトドアやソト遊びをイメージしたカスタムも多数見られた。先日の能登地震の被災地支援としてキャンピングカーが活用されている事例もあり、「寝られるクルマ」への興味も高いよう。

ダイレクトカーズのブースにはBR75が。フロント周りのデザインや展示を含め「カスタムカー」な雰囲気で登場

普段使いにも便利なサイズのフリード+をベースとしたロッキー2による車中泊仕様モデルも
MDNマドンナのブースにはFCスリーパーが。周りにかっこいいクルマも多いなか、「見た目はカッコいいのに実用的」というユニークさを放っていた

KABEがずらりと並んだのは三厚のブース。つい先日日本に入ってきたばかりという、スライドアウトを備えたキャンピングカーも並んだ
オートキャンパーWEBでもニュースとして伝えた、トイファクトリーによるランクル70専用ベッドキット。実物は落ち着いた色ながら発色がきれい

ランクル70専用ベッドキットのベッド下部分。収納もしっかり取れるのがわかる

会場では、キャンピングカービルダーによるものだけでなく、メーカーによる車中泊仕様のクルマやアウトドアシーンを連想させるようなカスタムカーにも出会えた。日産のブースにはセレナをベースとした車中泊仕様のモデル「SERENA AUTECH SPORTS SPEC マルチベッド」が。ベースのセレナはブルーが鮮やかな「AUTECH SPORTS SPEC」というグレード。レーシングでハードなスポーティーさとは違った、運転やドライブでの移動が楽しくなるような上質な走りを目指しチューンされたグレード。インテリアもキーカラーであるブルーが随所に施されていた。そうそう、日産ブースには実は隠れた楽しみ方がある!ブースやクルマには毎年どこかに西暦がデザインされているそう。そんな隠れミッキーよろしく日産ブースのメッセージを探すのもショーの楽しみの1つだ。

SERENA AUTECH SPORTS SPEC マルチベッド。リヤの部分がベッドになる

ステッチをはじめインテリアにもブルーが
ステージ上にはNISMOを冠したモデルが並ぶ日産ブース

この日産ブースのどこかに今年の西暦が隠れている

また、スズキのブースでは、アウトドアでの人気も高い「スペーシア」をベースにした「パパボクキッチン」が展示。親子でワイルドに楽しくアウトドアクッキングを楽しむイメージがわいてくる1台。そしていすゞA&Sのブースでは、普通免許で運転できるトラック「ELFmio」をソト遊びに連れ出せる相棒に仕立てた「ELFmio OUTDOOR EDITION」が。

リヤにキッチンを積んだパパボクキッチン

装備されていたペット用のステップは市販品とのこと
スーパーキャリイをベースとした、オフロードに連れて行きたくなるような1台も

クルマメーカーブースではグッズの販売も。こちらはスズキのブースで発見した前掛け
普通免許で運転できるエルフミオ。フロントもかっこいい

キャンギャルのお姉さんもアウトドア風コスチュームでお出迎え?!荷台にはテントも搭載
このまま星がきれいに見えるところまでドライブしたくなるような1台に仕上がっている

運転席まわりもパネルを使用して外装色と合わせたコーディネート