
炊飯するだけでなく、調理もできると人気のメスティン。パックご飯の温めや、少量の水で作れるスパゲッティなど、車内調理やソロキャンプでちゃちゃっと作れるメニューです。ぜひ試してみよう。
目次
メスティンと相性のいい道具
バーナーパッド

小型ガスバーナーに輻射熱防止と炎を広げるパーツを装着して使用。これを装着することで、均一に火力調節ができ、部分的な焦げや生焼け防止になり、調理の幅が格段にレベルアップする。
ポケットストーブ


自動炊飯がしたいならエスビットのポケットストーブと固形燃料が抜群の組み合わせ。メスティンに固形燃料3個入りパック2つがスッポリ入るので持ち運びも便利。1合炊きまで1個で十分。
固形燃料で自動炊飯

日本ではそのふたの密閉性や固形燃料と組み合わせた“自動炊飯”と呼ばれる手法が古くから広まって、今や不動の地位を確立。旅館飯などでもおなじみですね!
炊飯の手順

0.5〜1合を洗米し、浸水したのち、市販のアルコール固形燃料1つで火にかける。燃料がなくなるとともに火が消えることから、自動炊飯ともいわれている。よりおいしく炊くには、湯気が出始めたら、一旦米をかき混ぜる。火が消えたあと15〜30分ほど蒸らす。保温カバーをすればなおいい。カニ穴のあくおいしい御飯が炊きあがる。
メスティンのお薦め調理法
メスティンは炊飯用に限ったものではなく、アルミの小型鍋と思えば、どんな調理法にも対応できます。
湯切りのいらないパスタ

スパゲッティは炊飯と比較すると食べ終わったあとの内側がきれいで洗浄や掃除が格段に楽で、意外にキャンプ向き。少量で麺類を食べたい欲望も大満足だ。
材料とレシピ
水200cc、スパゲティ1.6㎜(100g)、ニンニク、オリーブオイル、タカノツメ、ベーコン、シメジ
※1.6㎜パスタ1人前100gをアルデンテに仕上げるには水は170㏄ほど、残りは調整用。



まずはオリーブオイルで具材を炒めつつ、塩、コショウで下味をつけておく。その後水200ccのうち170ccを注ぎ、沸騰したらスパゲティを半分に折り投入。パスタが軟らかくなったら、全体的に湯が回るようにゆっくりかき回す。最後に味をみて、調味料で整えれば完成!
中華まんを蒸す
メスティンを蒸し器代わりにもなる。
その場合、一番手軽なのはアルミハクを使った蒸し方。水を張ったメスティンにくしゃくしゃにしたアルミハクを敷く。お湯が沸騰したら中華まんを並べて、フタをして蒸す。


蒸しパンケーキ

市販のホットケーキミックスにドライフルーツを入れると鮮やかなケーキに。最近はボウルなどを使わなくてもパッケージにそのまま材料を入れて揉むだけのホットケーキの素も販売されているので、より手軽にできます。メスティンにケーキの種を流し込む際は、クッキングペーパーを敷いて置くと手入れもしやすい

