ハイエース200系の登場とともにバンテック新潟から登場したのが、「バンレボリューション(VR)」と名付けられたシリーズ。現在では、ハイエースのほかにキャラバンベースのモデルもあり、豊富なラインナップとなっている。車名はシリーズ名のバンレボリューション(VR)+ボディサイズ+ルーフ形状を表すようになっている。今回紹介するのは、VR470Pということで、キャラバンのロングボディ標準幅標準ルーフをベースに、ポップアップルーフを備えた1台だ。
「VR470PType-1」はバンテック新潟のキャラバンベースのバンコン。バンテック新潟のオリジナルキャンピングカーのバンレボリューションシリーズのなかの1台で、2つあるレイアウトのうちタイプ1を採用し、さらにポップアップルーフを備えたモデルだ。
ポップアップルーフがあるおかげで、フロアベッド、上段ベッド、そしてポップアップルーフと、「3段ベッド」のような仕様になっており、バンコンながら最大で大人7人がしっかり寝られるスペースを確保している。
車内レイアウトは、対面ダイネットに左右に設けられたキャビネットで構成。ダイネットは、セカンドシートとベッド用のマットで作るシートで作るが、かなりゆったりした空間が確保されている。しかもセカンドシートにはたためるバタフライ仕様のシートが採用され、その上スライドレールが備わっているので、コンパクトにたたんで前方にまとめることも可能。そうすると、広い荷室空間として車内を使えるのだ。
キャビネットには跳ね上げシンクと外部でも使えるシャワーヘッドが備わり、キッチンとなっている。さらにこのキャビネット内には、ベッドを作る際に使うマットが収納できるよう設計されている。