乗用車では広く普及してきた運転支援システム。万が一のセーフティネットになる機能から、運転の負担を減らしてくれるものまでさまざま。長距離を運転することもあるキャンピングカーにも装備されれば心強いこと間違いなし。ということで、今回紹介するモデルはキャブコントップクラスの運転支援システムを搭載した1台。
ベースはいすゞの新型ビーカム
日本特種ボティーのキャブコン「アカツキ」は、ベース車にいすゞのビーカムを採用したモデル。注目はその運転支援システムの充実度。前車と車間距離を保ちながら加減速や発進と停止をする「全車速車間クルーズ」や、ドライバーの異常を自動検知して車両を緊急停止させる「ドライバー異常時対応システム」はもちろん、車線からの逸脱を防ぐ「ステアリング制御式レーンキープアシスト」、ふらつきや車間距離への警報などを装備。これは国産のキャブコンとしてはトップクラス。安心安全で快適なドライブをより楽しめるモデルになっているのだ。
車内は、対面式のダイネットから見て後ろにマルチルーム、横にはキッチン、最後部には2段ベッド、さらにバンク部分にもベッドと、キャンピングカーとしても間違いのない定番レイアウトになっていて、7人乗車、7人就寝OKのファミリーでも使いやすいスペースを確保している。
定番ながら細かな使いやすさの追求もされており、キッチンにある大容量の冷蔵庫は、車外からもアクセスしやすいよう、エントランスドアの脇に設置している。スイッチ類もシンプルで初心者や子どもでも直感的に操作できるようになっている。
さらに使い方やリクエストに応じて、ルームエアコンや大容量リチウムイオンサブバッテリー、ソーラーパネルといったオプションも選べるようになっている。