
キャンピングカーの装備は、レジャーだけでなくいざという時にも効果的。移動手段としてはもちろんのこと、寝心地のいいベッドに空調が使用できる電源設備、くつろげる居間もあるからだ。
実際2021年4月にはナッツRVと九州経済産業局、九州産業保安監督部がキャンピングカーを災害時に提供する協定を結んだ。
コロナにも使えるキャンピングカー

キャンピングカーが単なる遊び道具だけではなく、いざというときにも使えることは、頻発する自然災害に有益だったことからも明らかだ。
キャンピングカーの製造販売メーカーなどで構成される一般社団法人「日本RV協会」では、過去、東日本大震災や熊本地震、九州北部豪雨で災害支援を行なった経験もある。 キャンピングカーは、被災者の宿泊場所はもちろんのこと、移動手段や打ち合わせスペース、昨今では新型コロナウイルス外来のための移動診療所……。
キャンピングカーは、被災者の宿泊場所はもちろんのこと、移動手段や打ち合わせスペース、昨今では新型コロナウイルス外来のための移動診療所……。
とにかく万能だということに多くの人々が気づき始めているのだ、キャンピングカーは。

九州経済産業局と協定を結んだナッツRV

福岡県に本社のあるキャンピングカーメーカーナッツRVが九州経済産業局、および九州産業保安監督部と、キャンピングカーを災害時に提供する協定を結んだのは2021年4月14日のこと。
被災地での支援実績があったナッツRVだからこそできたキャンピングカーの活用法だが、こうした流れは日本全国に広がっている。


災害発生時以外は、民間へのレンタルキャンピングカーとして

ナッツRVでは、2021年の協定以前に、福岡県あさくら市にキャンピングカーの贈呈を行なっている。災害発生時の拠点として使用するのはもちろんのこと、一般へのレンタルも行なっているとのことだ。
<あさくらキャンピングカーレンタル予約>
https://reserva.be/asakuracar0946

