NV200 バネットに「MYROOM」が追加設定されることが発表されたのも記憶に新しいが、この日産による新しいカテゴリーのクルマ「MYROOM」が、日常生活に追われる中で非日常を感じ、自然に触れて安らげる空間がほしいユーザーへ、自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックス(憩うこと)ができる”グレード”として昇華⁉︎ これまでキャラバンには「キャラバン MYROOM Launch edition」とした限定仕様しかなかったが、8月から「キャラバンMYROOM」として標準モデルラインナップ?!
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キャラバンMYROOM
そもそも今回標準モデルの発売が開始される「キャラバン MYROOM」はただの車中泊車ではない。自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んでリラックスできる、これまでにない新しいカテゴリーのクルマとして開発されたモデルだ
それを体現するべく、インテリアには木目を生かした内装材がふんだんに使われ、クルマのなかとは思えない雰囲気。まるでデザイナーズホテルのようだ。エクステリアもMYROOM専用にグリルやドアハンドル、ドアミラー、スチールホイールをブラックアウトとした専用設計。MYROOMだけの雰囲気を演出することに成功している。
そして「寝る」に加えて「過ごす」ことも考えられた装備を持つのがこのモデルの最大の特徴。注目はセカンドシートに採用されている自動車業界初の「 2 in 1 シート」は、シートの表裏で硬さの異なるクッションパッドを採用。走行中には程よい硬さで乗り心地を追求した表のフォーム、リラックス時には裏面の柔らかいフォームを利用したソファーの2面構成なのだ。さらにそのシート、ベッド、テーブルを組み合わせることで、リビング、寝室、ダイニングと車内空間を自由にアレンジできるのである。
さまざまなオプションも用意されている。まずはベッド。標準は2分割式の折りたたみベッドを採用するが、オプションで「MYROOM 跳ね上げベッド」の選択も可能。このオプションの跳ね上げベッドは、ワンアクションでベッド展開をすることができ、手を放してもしなやかに倒れるショックアブソーバーを採用。手を挟むことなくベッドにすることができるというもの。
どちらもヘリンボーン生地が使用され、シンプルながら上質な雰囲気も兼ね備える。収納にそれぞれ違いがあるので、自分の使い方にあったものを選択可能だ。また、エクステリアでも、リアクォーターウインドウとバックドア用にMYROOMだけの専用ステッカーがオプション設定されている。
グレードやボディカラーの選択肢が充実!
今回標準グレードとして設定されるにあたり、「キャラバン MYROOM Launch edition」からの変更も発表された。まずは、選べるグレードが2つに。「キャラバン MYROOM Launch edition」では「GRAND プレミアム GX」グレードのみだったが、新たに「プレミアム GX」グレードも選べるように。さらにボディカラーにも追加の選択肢が。この「キャラバン MYROOM」のベースとなっている「キャラバン」で採用された2024年の新色「ディープフォレスト」も選べるようになり、これでMYROOM 専用色であるサンドベージュ/ホワイト 2 トーンと合わせて合計 5 色展開となった。
この「キャラバン MYROOM」標準モデルの価格は551万6500円〜、発売は8月下旬からの予定となっている。