2023年より突如として始まったワカサギ釣りの誘い。いやいや、キャンピングカーとこのワカサギ釣りの相性がいいと確信したACWEB編集部は、キャンピングカー&車中泊モデルユーザーに向けた新しいアクティビティとして流行らせたいと考えているんです! ワカサギ釣りのプロであるシマノのフィールドテスター尾崎渚さんにも定期的に当WEBサイトに登場いただいているわけですが、今回はちょっと趣を変えて、キャンピングカーを使用したクルマ旅釣行のお話です〜
目次
尾崎渚さんとはこんな人! 釣りのプロだが、車中泊も好き!
9月に入るも残暑厳しい毎日… そんな中、初となるキャンピングカーでの釣り旅に出かけました。今回使用したのはTOY-FACTORYのバーデン(レンタルキャンピングカー 仕様)。
トイファクトリー では、最新型のキャンピングカーのレンタルが可能!
借りてその日の夜、出発!
自宅のある山梨県を出発し松本ICまでは高速道路。そこからは一般道をひた走る訳ですが、上高地周辺のトンネル内からは、何かがにじみ出ています。あれは硫黄なのでしょうか?? 他では見ない光景に新鮮味を感じつつの5時間ドライブ。
キャンピングカーを河原に止め、いざ、神通川へ!
本日のターゲットは夏の風物詩、鮎。 神通川は鮎釣りのメッカで、川幅も広く全国屈指の急流河川。流れも相まって、針掛かりした後の鮎の引きは強烈で多くの釣り人を魅了します。
ちなみに3人分の釣具はこんな感じで収まりました。 鮎の友釣りは、”鮎の縄張り”を利用した日本の伝統釣法。 釣り人が泳がせる鮎(おとり鮎)に掛け針を取り付け川に放ちます。野生の天然鮎の縄張りにおとり鮎が入ると追い出そうと体当たり。その瞬間に針掛かりする仕組みです。 最初に泳がすおとり鮎は【おとり屋】さんに立ち寄り、購入します。
川に入るときの装備は?!
仕掛けの長さも9mです。 良くも悪くもハイテク機器を使用しないこの釣りは、経験と腕が物を言います。 釣り開始早々、1匹目の鮎が釣れました。立て続けに2匹目も釣れます。
今年の神通川は当たり年のようで、いたるところに鮎が見え、ときに踏み潰してしまいそうな程の魚影の濃さ。恐るべし神通川……。 数匹釣った後は”瀬”の中を釣ってみます。 “瀬”とは川の中でも大きく波立っている急流部分。 その中に潜む鮎はコンディションも良く、なんと言っても引き味が違います。 瀬の中での釣りはいつもスリリングでダイナミック。 最高の釣りを堪能しました。
キャンピングカーは釣りにも便利(当然の結果ですw)
移動式カプセルホテル的な印象のキャンピングカーでしたが、意外にも自然を肌で感じる結果に、ホテルとキャンプの中間的な感じだな!w とその時は思ってしまいました! 朝目覚め、川を見ると濁流。 2日目の釣りは断念しましたが、釣った鮎はきっちり冷凍庫を利用し鮮度よく持ち帰ることができました。 私自身、一発目のキャンピングカー旅。ここではお伝えしきれないほど贅沢で、便利で、感動しました。