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新型ハイエース登場!?ジャパンモビリティショー2025の会場から考える、キャンピングカー文化の発展とこれから

新型デリカD:5もビッグマイナーチェンジで初公開!
前田勇介
前田勇介

東8ホールで、改めてキャンピングカー文化の発展を感じる

東京キャンピングカーショーの会場としても、我々に馴染み深い”東8ホール”にはキャンピングカーゾーンが特設されている。バンテック社の「アストラーレGX4」は、いよいよ量産に向け、実際に富士ヶ嶺オフロードでのテスト走行を終え、その力強い走りを収めた映像もブースで確認することができる。またホール中央には、かつてヨコハマ・モーターセールスが手がけた1994年製いすゞ・ロデオキャンピングカーが展示されていた。80年代後半から90年代にかけての第2次キャンピングカーブームを大いに支え、1090台が量産された中の964番目の車両だ。全国のいすゞディーラーでも取り扱われ、キャンピングカーが市民権を得るひとつのきっかけともなったヒストリーがある。元々ナッツ RVに下取りで入ってきた個体だそうで、今回のモビリティショーに向け、そんな歴史の証人を生き返らせることとなり、同社にて、新車同様の輝きを取り戻した。

▲バンテックはアストラーレブランドから「GX4」と、同社のロングセラーモデル「ジル」を出展。
ただ内外装がピカピカになったわけではない。室内に設えられた家具類は30年という時を経て、まるでアンティーク家具のような、厳かとも言えるような存在感を放っていた

また、そんなナッツRVブースは会場内でもひと際目立っていた。というのも、クレア・ボーダーバンクス・ジョリビーの3台のスケルトンモデルが勢ぞろいしており、遠目に見ても目立つし、思わず近くでディテールを確認をしたくなるといった具合で引き寄せられる展示方法なのだ。
トイファクトリーからは、ディズニー公式キャンピングカーシリーズ5作目、新モデルが発表となった。今回は同じディズニーでも、趣向を少し変えて「スターウォーズ」の世界観を表現した限定5台の「ダヴィンチ6.0」が発売される。こちらについての詳細はオートキャンパーのyoutubeにて独占取材に成功しているので、近日中に公開予定!

キャンピングカーだからこそ、EVの波に乗れる?

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そして最後に10年後のキャンピングカー業界を考えてみたいと思う。私が「FUTURE OUT-DOOR LIFE」エリアで出会ったのは、Carstayが手がける日本初のEVキャンピングカー「moonn.(ムーン)T-01」だ。こちらの車両はHWE社の「ELEMO-L」というEVバンをベースにしたキャンパーで価格は999万円(税込)。航続距離は270kmで、最高速度は90km/h、急速充電(30〜80%)30分というスペックを誇る。走行用のメインバッテリーとは別で車内アクセサリー用に24V200Ahのサブバッテリーを組んでおり、外部電源の他に走行用バッテリーから電力を賄うこともできるのが大きな特徴だ。正直な所、やはり家具のレベルなどは既存のキャンピングカービルダーに大きなアドバンテージがあると言わざるを得ない。しかし、それを逆手にシンプルな発想でキャンピングカー作りに取り組む姿勢は面白いと感じた。
Carstayが提案する「SAny.(サニー) KIT」は、ベッドはもちろんキッチン・シンク周りから電源関連までをユニット化して販売することで「どんな車両でもキャンピングカーにすることができます!」と代表の宮下さんは語る。実際に簡単な合板の組み合わせで構成されているので、数時間もあれば組み立てることができるという。昨今のキャンピングカー事情には電源関連の話がどうしても付きまとってくる。エンジンやドライブシャフトなどがない分、自由な発想でレイアウトできるのがEVの利点でもある。これまでではあり得なかった新しいキャンピングカーというのは、こういう新興EVメーカーから生まれるような気もしているし、もしかしたら電力へのニーズがある分、EV自体の普及も普通車よりキャンピングカー業界の方が可能性としては高いのかもしれない。

こちらが「SAny. KIT」。すでに発売中のこのEV。消耗品や補修部品等の供給はどうだろうか?……と考えるのは、保守的な日本人ならでは?

オートキャンパー的目線で練り歩いたジャパンモビリティショー2025だったが、直近に発売されそうなプロトタイプのキャンピングカーから、10年後には普及しているかもしれないEVキャンピングカー、そして数年のうちにはデビューしてほしい新型ハイエースに関する動きまで、意外と楽しむことができた。もちろん各社、スポーツカーだったり花形なニューモデルも展示しているのだが、それに負けないくらい注目度が高かったのは、やはりハイエースコンセプトだ。まだまだコンセプトモデルゆえに市場を探り探りな様子ではあったが、逆に言えばこのような場に持ってきて、ユーザーの反応を伺っているのもまた事実。であれば、直接会場へ足を運んで、見て感じて、意見してみても良いのではないだろうか。ひとつだけ、間違いなく断言できることは「我々は新型ハイエースの登場を首を長くして待ち望んでいる」ということなのだから。

ハイエースコンセプトのホイールは19インチ。下回りを覗いてみてもつるんとしていて、やっぱりコンセプトモデルなんですよね、まだ…

問い合わせ

○一般社団法人日本RV協会
https://www.jrva.com/
○「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」オフィシャルWEBサイト
https://www.japan-mobility-show.com/

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