2025年9月30日夜にフィリピン、セブ島北部を大地震が襲った。この地震後の復興を「セブ北部地震支援活動」として約半年支援してきたのが日本最大級のキャンピングカーメーカー、ナッツRV。キャンピングカーも活用し、復興の段階に合わせて行なわれた支援の様子を紹介する。
ナッツRVの生産拠点があるフィリピン、セブ島
今回支援の舞台となったフィリピン、セブ島には、ナッツRVの生産拠点がある。2013年にキャンピングカー製造工場を設立、277人の現地スタッフが在籍。
そのセブ島を襲った大地震。ナッツRVはこの工場を現地拠点として連携し、被災地域の早期復旧と住民の生活再建を目的とした復興支援を行なった。さらにナッツRV本社からも約200万円の寄付金支援も実施。現地での復興支援活動に活用された。
地震4日後から行なわれた支援
まずは震災発生直後の緊急支援として、キャンピングカーの機動力を生かし、被害の大きい地域へ物資輸送。道路状況が不安定な中、約8時間をかけて現地に到着し、約200名以上の被災者へ食料品を提供。
その後は震災の影響により通院が困難となった住民のために、無料診療および薬の配布を実施。約230名の患者に対し、4名の医師による糖尿病診療を中心とした医療支援が行なわれた。この支援はセブ州マンダウエ市のパクナアン地方自治体およびセブポートセンターロータリークラブと連携してのものだったそう。



さらに、震災で被害を受けた学童保育施設の再建支援も実施。児童約60名が通う保育施設の建屋改装に加え、水道および電力インフラの復旧作業が行なわれた。
支援を通じて実感したキャンピングカーの可能性
これまでも日本国内での災害に積極的に支援を行なってきたナッツRV。ナッツRVの現地スタッフも今回の大地震への支援を通じて、改めてキャンピングカーの可能性を実感したいという。
「今回の活動を通じて、キャンピングカーの機動性が災害支援において非常に有効であることを改めて実感しました。被災者の方々の笑顔を見ることができ、大変意義のある取り組みとなりました。また、新たなつながりも生まれたことで、今後は自治体主導の支援活動への協力や、現地でのさらなる事業展開にもつなげていきたいと考えています。」という実感のこもったメッセージも届いた。