キャンピングカーと楽しむ

キャンピングカー界の「はたらくクルマ」!各社の技術と知見の集合、防災特化8モデル

被災地の最前線で命を繋ぐ「支援カー」。極限環境を生き抜くプロの自己完結技術は、市販車にも搭載可能だ。 最前線の支援カーに息づく技術こそ、キャンピングカーメーカーが導いた「防災」の最適解と言える。そんなキャンピングカー界のはたらくクルマ6モデルを紹介していく。自治体や企業のBCP担当者も必見。

変幻自在。用途に合わせて空間をトランスフォーム

MARU MOBI(マルモビ)/トイファクトリー

平時の送迎バスなどの車内レイアウトから、有事には救護室・移動オフィスに変化可能なモデル。トヨタ・ハイエースの車内に脱着式シートとレールを採用。たった数分で座席を取り外し、「キッチンカー」や「医療用ベッド車」へと空間をトランスフォームできる。まさに「備えない防災」を体現したマルチパーパス車両。

行政が認めた「地域を守る」公用キャンピングカー

災害即応出動車/ダイレクトカーズ

自治体の災害対策本部、支援チームの前線基地としての活用を念頭に置いたモデル。実際に三重県に納車された、全国でも珍しい「公用車」仕様のキャンピングカー。3ナンバーのまま乗車定員を5名に絞り込むことで、大人3名が脚を伸ばせる広大なフルフラットベッドを確保。被災地で不眠不休の活動にあたる自治体職員や応援スタッフの、貴重な仮眠・休憩スペースとして機能する。

長期避難を可能にする「防災特化型」の究極形

TRIP Shelter(トリップシェルター)/ダイレクトカーズ

長期間にわたる過酷な避難生活、地域の救護拠点になる1台。東日本大震災での原体験から生まれた防災特化モデル。計200ℓの巨大給水タンクに加え、浄水器や瞬間温水ボイラーを標準装備。避難生活で最も深刻な「水と衛生」の課題をクリアし、過酷な環境下でも長期間安全に過ごせるシェルターの完成形。

現地に一切の負担をかけない「完全自己完結」

プロンテVVDR/レクビィ

被災地へ駆けつける災害ボランティアの活動拠点として開発。「被災地の水や電気を一切奪わない」ことをコンセプトにしたボランティアユース専用設計。2〜3名が数日間、外部インフラに全く頼らずに衣食住を賄える強力な電源システムと水循環システムをハイエース内にパッケージング。

究極の悪路走破性で孤立地域へ急行

EXPEDITION STRIKER/日本特種ボディー

道路が寸断された被災地への先進隊・前線基地になるべく、悪路走破性を考えられて開発。キャンピングカーとして初の「フェーズフリー認証」を取得。いすゞの専用シャシー「Travio」をベースに、運転席と居住部を切り離す特殊構造を採用。極悪路でもタイヤが浮かず、圧倒的な走破性でいち早く被災地へ到達する。

命を繋ぐ、絶対に機能を止めない移動薬局

モバイルファーマシー®/VANTECH

薬局が流失・損壊したエリアでの安定した医薬品供給を目的に作られた。東日本大震災の教訓から宮城県薬剤師会と共同開発。大容量の自立電源と強固なシェルを備え、精密な分包機を守るため新幹線と同等の免震材を床に敷き詰めている。停電・断水下でも薬の供給を絶対に止めない設計。

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