
日常点検、走る前にクルマを点検しないと…
しばらく乗らなかったキャンピングカーを使うとき、要注意なのが走り出す前のチェックだ。

そもそも自動車を使用する前の日常点検は法令で義務付けられているので、何をいまさらと言われると返す言葉がないのだが、キャンピングカーの場合、特に注意しないといけないのが、タイヤの損傷や空気圧が適正か、だ。タイヤの空気が極端に減っていた場合、高速走行時にタイヤが破裂する恐れもある……。加えて、最近キャンピングカーを購入したというユーザーのなかには、エアゲージを持っていないという人もいるだろう。乗用車と比べると、キャンピングカーのタイヤ(高圧)に対応するエアゲージは高額だから、日常点検を義務付けている割には気軽に空気圧を測定できないというのも、問題な気もするが……。
キャンピングカーもエア補充が可能な空気入れ(エアゲージ付き!)
そこで、オートキャンパーwebとしては、最寄りのガソリンスタンドで給油ついでにチェックしてもらうなどアドバイスを行っていたのだが、もしタイヤに問題を抱えていて、チェックしてもらいに行く道中で、トラブルに巻き込まれたとしたら、それも問題になりそうである……。

キャンピングカー用に、いいもの見つけた!
というわけで、気軽に空気圧を測定できて、足りない場合は空気を補充できるグッズを日々探していたのも事実だが、うってつけを発見したのでご報告を。それがマキタのMP180DZ。今流行の充電式バッテリーパックを使用するこれ、830Kpaまで空気を入れることができるので、国産キャンピングカーのベースとなるハイエース(450kPa)やキャブコンクラスのカムロード(600kPa)エア補充くらいなら補充が可能。なによりバッテリーパック含めて1.7kgと軽量だし、配線もない。デジタルの空気圧計が備わっており、PSI、bar、kPaという単位で任意の空気圧に設定可能。設定した空気圧になれば、自動でエア補充がストップする。空気圧を減圧できるバルブが備わる上級モデルも存在する


アウトドア用品にも、自転車にも!
アタッチメントが各種備わっているので、ボールから自転車、アウトドアグッズの空気入れがワンタッチで可能だ。持っていて損はない! バッテリーを持っていない人は、別途バッテリー&充電器を購入するか、バッテリーパックセットを購入する必要がある。価格はおよそ8000円〜3万円(バッテリー&収納ケース付き)となっている。


購入はアマゾンやホームセンターで!