8月22日、小型トラックの排出ガス試験で新たな不正が発覚し、対象車種の出荷停止を発表した日野自動車。国が定める排出ガスの規制値は満たしていたものの、劣化耐久試験で定められている規定の測定回数を満たしていなかったことが原因だが、気になるのはキャンピングカーのベース車は大丈夫かということ。
キャンピングカー用は大丈夫!
キャンピングカーのベースとなるカムロードは、トヨタの1.5t積みダイナをベースとしたキャンピングカー専用設計モデル。トヨタのダイナは、日野デュトロのOEM。自ずと心配になる人もいるだろう。だが、このクラスのエンジンは日野製ではなく、トヨタ製のため生産出荷は継続される。オートキャンパーWEB編集部では、大手キャンピングカーメーカー各社に念のためコメントをもらったが、カムロードは8月23日時点、問題なく入庫済みとのこと。とりあえず、キャンピングカーユーザーに被害が及ぶことはなさそうだ。