株式会社ダイレクトカーズと、株式会社 LACホールディングスは、キャンピングカー業界のさらなる発展とユーザーの皆様へのサービス向上を目的として、2022 年9月23日より株式交換による資本業務提携を行うこととなった。
各社が手を取り合って作るキャンピングカー の未来
ダイレクトカーズは、ミニバンのカスタムから事業を開始し、現在はハイエースをベースとしたモデルや本格的なオリジナルモデルのキャンピングカーの製造・販売を行う新進気鋭のメーカー。三重本店とショールーム ATSUGI BASEが拠点だ。一方、LAC グループは、「Life is an Adventure with C」を理念に掲げ、株式会社デルタリンク(ニースマン+ビショフ、アドリア、サンリビング、デルタバンデザインほか)、株式会社アネックス、株式会社キャンピングカーランド(ファンルーチェ)の中核3社からなる企業グループ。両者とも、成長し続けるキャンピングカー市場において、グループ各社の経営資源の共有・相互協力により、日本およびアジア圏において製造・サービス拠点の拡充を進める(2022年8月に年間300台を製造する倉敷玉島工場を新設した)。
我々には、どんなメリットがあるか。ダイレクトカーズ を含めたLACグループ各社のキャンピングカーをさらに購入しやすく(販売拠点が増えるというだけでなく、部品の共用などによってキャンピングカーの製造コストも圧縮できるはずだ)、なによりLACグループ各社各モデルのユーザーも日本全国でさらに安定したサービスが受けられるようになるだろう(資本提携後の店舗・工場は日本に16拠点、韓国2拠点、中国1拠点となる)。
早くも2023年のジャパンキャンピングカー ショーに向けて
2023年のジャパンキャンピングカー ショーでは、各社が協力して開発した新型が登場するのは間違いないだろう。なお、資本業務提携の開始は、2022年9月23日となっている。なお、資本業務提携後の経営体制では、ダイレクトカーズ代表取締役の百田雅人さんが、LACホールデ ィングスの代表取締役副社長に就任する。