
運転席周りのフロントガラスや、サイドウインドウ、バンコンの後部ウインドウを覆う、車中泊の必需品・アイズの「マルチシェード」。製品の質は年々向上しており耐久性は高いが、経年による劣化はあり、一般的な使用期間は5年ほどだ。そんななか、アイズのマルチシェードにはさまざまなトラブルに対応できるパーツがあるのをご存知だろうか?
種類豊富な補修パーツ
そもそもマルチシェードは、車中泊などの際に車内のプライバシーを確保するもの。さらに断熱効果が高いのも特徴で、夏場であれば日差しや暑さを遮り、冬場は車内の暖気を逃さない。つまり外気温の影響を最小限に抑えてくれるアイテムなのだ。
そのマルチシェードにもアルミ面の破れやスレ、はげ、固定に使う吸盤の硬化などトラブルはある。そんなときに活躍するのが、アイズから発売されているマルチシェードのサポートアイテムの数々だ。
補修用アルミ蒸着シート

引っ掛かって表面のアルミ面が切れる場合や、経年により表面がはげてきた場合に、このシートの接着面を貼るだけでほぼ違和感のない仕上がりになる。
■入数:3枚入り ■価格:660円(送料込み) ■カラー:シルバー、ブラッキー ■サイズ:90×200mm


吸盤+2重リング
吸盤は紫外線や温度変化により硬化する。煮沸するとある程度復活するが交換するほうが手間がない。吸盤と2重リングのほかにリング外し用のヘラも付属する。
■入数:各10個入り ■価格:660円(送料込み)


ほかにも、吸盤部分のハトメ周辺が経年により裂けてくる場合がある。その際には、補修用のアルミ蒸着シートを貼り、新たにハトメ穴を開ける補修が有効。その場合に使うハトメは市販品で問題ない。
使いやすさを1ランクアップするサポートグッズも
さらに近年では、フロントウインドウにドライブレコーダーを備える車両も増えてきた。このドライブレコーダーが干渉して、うまくシェードが装着できない場合がある。それに対応して、シェードにスリット加工を施せる加工用テープや、密着度を高めるマジックテープ、さらに吸盤が付かない部分にも吸盤を付けられるようになるベースシールなどのグッズも出ている。
スリット加工用布テープ

フロントウインドウに吸盤で固定するドライブレコーダーなどはシェード装着時にじゃまになる。そこでシェードをこの取り付け部分に合わせてカットし、切れ込みの端を覆うようにこのテープを貼る。そうするとドライブレコーダーの部分を避けて装着できるので、シェードが浮かない。
■価格:550円(送料込み)




マジックテープセット
吸盤だけでは押さえ切れない部分に使う。テープの粘着部は耐熱と耐光性に優れており、粘着力もかなり強力。窓枠部にも有効だ。
■入数:1セット40cm×2本 ■価格:550円(送料込み)


吸盤ベースシール
フィルムアンテナや定期検査証シール部には吸盤が付かない。そこで段差をなくしてフラットにするこのシールを使って吸盤を貼れるようにできる。
■入数:10枚 ■価格:550円(送料込み)


■アイズ:https://www.aizu-rv.co.jp
■アイズ・マルチシェードサポートアイテム:https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/hamssupport